棋士はカワイイ!

将棋と棋士の魅力を伝えたい!そんなブログです。 なんか難しそう、古くてださそう、そんな印象を吹っ飛ばす!
指すのではなく観戦ならば簡単で面白い!

飯島栄治

棋聖戦第3局は羽生棋聖が勝利し、タイトル防衛に王手!

羽生善治棋聖に豊島将之七段が挑戦する第86期棋聖戦五番勝負第3局は、
後手番の羽生棋聖が勝利してタイトル防衛に王手をかけました。

ニコニコ生放送では9時から、解説に飯島栄治七段、
聞き手に竹部さゆり女流三段で大盤解説会が始まりました。

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竹部女流「先生戦型予想などいかがでしょうか」
飯島七段「難しいんですけど羽生棋聖後手番ですから、
横歩取りもあるのかなと思ってますね、最近後手が盛り返している戦型なので。
1勝1敗ですからね、この1局が大きいんですけど、
決着局ではないのでそれは安心ですけど、しかも後手番で勝ってるんですよねどっちも」

豊島七段の注目の初手は▲7六歩。
飯島七段「▲7六歩は予想の手で、豊島七段は相掛かりは少ないですよね。
羽生棋聖の2手目に注目ですね」

羽生棋聖△8四歩。
飯島七段「あ、横歩取りじゃないわ、いきなり外れました、角換わりですねこれ」

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おはようございます。
飯島七段「竹部さん気合入ってますね。声も違うし。
僕2日酔いなんで竹部さんが映るように」

豊島七段は矢倉を目指す▲6八銀。
竹部女流「あ、先生来ましたよこれ」
飯島七段「一番最悪のを引いちゃったっていう。
まあ矢倉は僕矢倉の方が良かったですね解説なら。
矢倉じゃなかったら私何しに来たんだって感じですよね」

リレー質問
松尾七段(※現八段)から飯島七段へ
引き角君グッズの売り上げはどうですか。
印税率など具体的な数字を教えてください。
竹部女流「朝からですか」
飯島七段「朝からお金の話でいいんですか、あれ?
見たときは売り上げの話だけだったような。まあ答える前に」

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早速持ってきた引き角君を貼ってみる。
飯島七段「引き角君マグネット200円」
竹部女流「はいはい分かりました局面が動いたので」
大盤を動かして
竹部女流「印税率?とのことですが」
飯島七段「作ったのは70円80円くらいかな、やめましょうこれ」
竹部女流「対局料が50だとしたら引き角君の収入は?」
飯島七段「それ僕の年収が分かっちゃうじゃないですか。
作ったきっかけは、いろんな角度で将棋を楽しんでもらえるかなっていう。
将棋って見た目が難しいじゃないですか。なのでゆるい感じで…。
竹部さんもあるじゃないですかあれ」
竹部女流「メカ女子バッチありますけど、
メカ女子将棋部をみんなに知ってもらおうと言う。
コンピュータ将棋は男性が多いので、
女性の方にもコンピュータ将棋面白いなと思って欲しいな、
と言うようなことを聞いています」
飯島七段「今多いじゃないですか棋士のグッズ。豊川先生もTシャツありますから。
だから全然珍しい事じゃないです。作って2年くらいかな?
売れ行きはそこそこです」

藤田女流から竹部女流へ
よくニコニコ動画を見られているそうですが、お勧めの動画はありますか。
竹部女流「いろいろな動画準備したんですけど、
朝運営さんに言われて、いろいろ言えません」
運営コメントで「お察し願います」
飯島七段「何かタイトル戦の動画も見てるんでしょ?」
竹部女流「それもグレーゾーンで。綾ちゃんからもね、すごい先制パンチをもらって」
飯島七段「松尾さんもパンチをね。
松尾さん結構ね、こんな感じで毒づくことがあるんですよ。
結構ああいう感じで毒を吐くんです。固まっちゃうこと多いんですけど」
竹部女流「朝ですからねえもうちょっとさわやかなね」
飯島七段「夜ならねえ。朝起きて動画つけてお金の話してるとねえ」

前局の話になり、
飯島七段「2局目はね、羽生棋聖が勝ちやすい局面になってるんですよね。
そこからねじ伏せたって言うのがでかいんですよねやっぱり。
1勝1敗と0勝2敗で負けたら終わりというのは違いますから」
竹部女流「決着局の時は符号以外は言うなと指令がありましたからね私。
今日はせいぜいオレンジくらいの危険度で」
飯島七段「かなり危険なんじゃないですかオレンジは。黄色くらいでお願いします」
竹部女流「いいですよアンケートで符号以外言わないでくださいってなったらそれで」
飯島七段「竹部さん今日衣装すごいですね。今日のコンセプトは」
竹部女流「家にあったのを着て、赤のリボンじゃないリボンだったんですけど、
出掛けに赤いリボンにしようかなと」
コメントで乃木坂みたいとか流れて
竹部女流「ありがとうございます。駒桜バッチもつけてます」
コメントでいくらするのと流れて
竹部女流「ユーザーの中に松尾先生いるんじゃないですか?
最近女流棋士で対局に相応しい洋服でって流れてきたんですけど、
これ私に言われてるのかな?とか。謎です」
飯島七段「対局に相応しくない洋服って何ですかね?」
竹部女流「一説ではジーパンとか。あれはいいんですかねカツラは」
飯島七段「僕の相方だってひどいじゃないですか。あれはいいと思います。
あんまり変なカツラだとね、相手は多分怒り心頭で、桂馬で攻めてやるみたいな」

豊島七段は飛車先不突きではなく早めに突く趣向になりました。
後手からの急戦を牽制している意味があると飯島七段。

飯島七段「豊島七段はじっくり組み合う矢倉にしましょうと問いかけてるんですね。
それに羽生棋聖はどう返答するかという」
その後竹部女流がどんどん変化を並べて飯島七段が暴走を抑える展開に。
豊島七段は早囲いの順を見せて、
すんなり組まれると後手が損だから羽生棋聖が動いていくんだろう、
と飯島七段が言ったところで羽生棋聖はじっと△5二金。
飯島七段「あれ?矢倉も結構情勢が変わってきたんだなあ。
最近の将棋界の情勢は矢倉が減って角換わりが増えてるんです。
矢倉は後手の対策が進んで角換わりに流れているんですけど、
棋聖戦は矢倉でしたっけ?第1局は角換わり?
そっかお二人の車将棋も矢倉でしたよね。お二人の将棋は矢倉になりやすいんだ。
(コメントを見て)あれ?棋聖戦の1局目は矢倉?車将棋は角換わり?あれ?」

質問メール
最近のプロの将棋は先手から見ると角換わりがかなり勝率がよくて、
矢倉が苦戦していると思います。
そんな中であえて矢倉を選ぶのはどういう意図があるのでしょうか。
メールの方相当強い方だと思います。
本当その通りで、3連続矢倉だとお互いの気があってるのかな、かなり珍しいと思います。
角換わりは2、3年前からかなり増えてきたのかな。
矢倉が増えると言う状況じゃないですね。謎です。

木村八段の好きなところを教えてください。
飯島七段「木村先生も結構お酒飲むんですよ。
木村先生の方がお酒強いんじゃないですか?」
竹部女流「尊敬するところは酒が強い?」
飯島七段「いやそういうわけじゃないですけど、やっぱり人柄とか、
僕は将棋を教わった奨励会からの弟子みたいなものですからね」
竹部女流「お酒が強い意外の人柄が伝わってこない…」
飯島七段「竹部さんは木村先生とお仕事された時どうですか」
竹部女流「ニコニコでもありますけど、その時もお酒をくださいって。
何でもいいんで何でもくださいとか。
まあそれはいいんです木村先生の好きなところですから飯島先生が」
飯島七段「やわらかい人柄の中で、
将棋盤に向かうとすごい視線でギャップがすごいじゃないですか。
木村さんは解説と盤上ですごいギャップがあると思います。
対局のときは鬼の形相でね、素晴らしい先生だと思います」
竹部女流「木村先生のこういうところを見て欲しい」
飯島七段「うーん…受けが真似できないですね。
それだけはやっちゃいけないような受けをするんですけど、
3、4手進むと攻めが寂しくなってるんですよ相手の。
僕はびびっちゃって安全を取るんですけど、王様で受けるとか怖いじゃないですか。
竹部さんはどうなんですか?将棋は攻め将棋ですよね?」
竹部女流「どちらかというと攻めですね」
飯島七段「尊敬されてる方は?攻めだと塚田先生とか?」
竹部女流「塚田先生は最近の将棋だとそんなに攻めじゃないような印象があります。
野月先生なんかは攻めっていう印象がありますけど。
戸辺先生は大破してるような、
大振りに行くんですけどすっころんでさくっと刺されるとか。
あれ、褒めてないですねこれ」
飯島七段「まあダイナミックな将棋で飛車角が飛び交うと面白いですよね」

飯島先生の横歩取り超急戦のすべてを購入して研究しています。
早速ネット将棋で△4五角を試したところ、相手の方は結構定跡を覚えていて、
(ここから符号がずらずら並ぶ)
本の宣伝もかねて後手優勢になる変化を教えてください。
飯島七段「これ分かってるの僕だけですよ多分」
竹部女流「私もちょっと分かりません。囲碁将棋チャンネルでやってるんですよね」
飯島七段「やってます。後言っちゃっていいのかな。
今書いてるんですよ本。横歩取り2冊目秋に出る予定です」
竹部女流「原稿落としたら秋に出ないんですよね」
飯島七段「将棋世界で連載していたやつを本にしてるんですよ。
1冊目は半分だけなので、2冊目がもう半分になります。
これ質問した人強い方ですよ。四段五段あるんじゃないですか?」
竹部女流「四段腹って書いてあります」
飯島七段「四段でしょ僕結構認定するの得意なんです。
竹部さんへの質問はありますか?僕読みますよ」

私は最近風邪を引いてしまいずるずる長引いていますが、
先生方は体調管理をばっちりされていると思います。
対局前に気をつけていること、健康法などを教えてください。
新しい棋戦も始まり、初心者将棋ファンもとても嬉しいです。
竹部女流「まずは飯島先生から、二日酔いしてこちらにくるという」
飯島七段「普通に見えます?大丈夫ですか?」
竹部女流「大丈夫です」
飯島七段「手は見えますから(キリッ。
体調管理はまったくやってないですよ。一応マッサージしてるかな?
足が悪くなるじゃないですか正座でずっとしてると。竹部さんは?」
竹部女流「今日仕込んできたんで、
沖縄物産展のノニジュースというのを持ってきました。
先日仙台に仕事で行ってお土産をと思ったんですけど、
東京で買えばいいかーということで」

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竹部女流「どなたか飲んでみませんか?」
ということで連盟のスタッフが犠牲に。匂いだけで咳き込んでました。
スタッフ「げほ!ごほ!すーはーすーはー。味噌とチーズを混ぜて腐ったような味です」
竹部女流「おいしそうですね↑じゃあ私も飲みますよ」

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ぐいっ!
竹部女流「うわお。それじゃ野菜ジュースもあるので飯島先生に」
飯島七段「あ、そうか。あ、混ぜたらうまくなりました。なるほど。
これノニジュースだけ飲んだら大変な事になりますよ。
連盟スタッフさんが演技してるのかと思ったら、全然演技じゃないんですね」
竹部女流「泣きそうな顔されてましたよね」
飯島七段「飲んだ瞬間にデットボール当たったような顔になってましたよね。
さっきの腐ったという表現?食レポうまいなと思いました。
午前中この調子だと1日大丈夫なんですかね?まだ1時間たってないですよ?
僕目覚めましたよ。全然大丈夫です」

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飯島七段「解説も調子でてきました」
竹部女流「いいことしたんですね私」
飯島七段「結果オーライってありますよね」
竹部女流「背中に殺気を感じませんか?」
飯島七段「感じます」

羽生棋聖も△7三銀とかだと急戦策が確定してしまい先手に対応されるが、
△4四歩でも持久戦になるので早囲いをされてしまいそうなので、
後手の指し手が難しいとのこと。
といったところで一旦休憩に。
休憩中に豊島七段は▲6八玉~▲7八玉と早囲いに組みましたが、
そこから脇システムに進んで手得がなくなりました。

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ヒフミンアイ。先後同型である。
しかし羽生棋聖と豊島七段は駒の置き方が一緒だった事が判明。
竹部女流「棋士の方は瞬時に急所のところが見えると思うんですけど、
何で見えるんですか?」
飯島七段「無意識で出てくるんですけどねえ。でも竹部さんも出てきますよね」
竹部女流「私は急所というよりは指したい手がでてくるという感じです」
飯島七段「僕もですよ。指してみたい手が瞬時に出てという感じですよ」

飯島先生は小学生で準名人をとられていますが、
決勝の棋譜などは今でも覚えていられますか。
また、全国放送などで反響も大きかったと思いますが、
同級生の女子からキャーキャー言われたりしましたか。
飯島七段「64手で負けましたよ。清水上徹さんと、何年前かな、24年前。
今でも覚えてますよ。いじめでしたよ64手。
記録用紙半分も埋まってないですから。
あれで奮起して勉強したんでよかったんですけどね、
勉強しなくても僕天才だからとか思っちゃうとだめだから。
僕竹部さんと小学生とかで当たった棋譜とかも、流れだけなら覚えてますよ。
あれもひどかったですね。
大山先生は勝った将棋しか覚えてないとか聞きますけど、
だから僕はダメな方なのかな。負けた将棋はあまり覚えてない方がいいんですよきっと。
勝った将棋のイメージを残して次を勝つみたいな」
竹部女流「同級生の女子からキャーキャーとか」
飯島七段「何もなかったです。でも放映日あるじゃないですか。
放映日の次の月曜日に朝礼で、
校長先生が『この中に成し遂げた人がいます。それは6年何組の飯島栄治君です』
とか言われて、お前何やったんだよとか言われたんですけど。
それで給食の時に僕が負けた将棋放送されちゃったんですよ。
当時結構ね、山崎八段がでていて勝ったんですよね。6年生と4年生だったのかな。
結構レベルが高かったんですね。まあ運がよかったんです。
それでとんとん拍子にうちの師匠に弟子入りになって。
それから奨励会8年半かかりましたけど」
竹部女流「女子からキャーキャーはなかったけど、
校長先生がキャーキャーしてたということで」

竹部先生の辛口のやり取りを心待ちにしていました。
某ツイッターにて女流棋士総会の際にどなたか後ろの席を…
というツイートを見たのですが、ずばり遅刻されたのでしょうか。
その時の総会の様子なども踏まえて辛口なコメントをお願いします。
飯島七段「遅刻したんですか?」
竹部女流「しました。
彩乃ちゃんが席をとってくださって、こっそり入っていったんですけど、
でも後ろの人は気がついたと思います。
でも、言い訳がましいんですけど、
その日左の親指の足を怪我してまして、思ったより走れなかったんですよ。
普段の道のりが30分以上かかっちゃいまして。
永田町の乗換えとかもばばっといくので、走れないと結構ロスしますからね。
太ったら走れないので」
飯島七段「竹部さんが気にされたら僕なんかどうなるんですか。
僕実は四段の時に今から10キロやせてたんです。
昨日とかの要因もあるんでしょうけど、ビフォーアフターみたいになってますよ、
昔の写真とか全然違いますよ。」
竹部女流「コメントで木村先生も飲んでるけど細いじゃんって」
飯島七段「木村先生は走ってるんですよ。
将棋をうちで指すんですけど、走って帰るんですよ。
距離も近いとはいっても6キロくらいあるんです。そこが木村先生の凄さですかね。
僕もやってるんですよツイッター。本名でやってるんで。
竹部さん結構危険な質問ばかりだから、遅刻とか。もうちょっとないんですか?」

盤上では脇システムから後手が角を引き上げて角交換を避ける形になりました。
脇システムの新しいヴァージョンと飯島七段。
角を引いたので先手からどのように攻めるのか、
お互いが理想形を作ってから駒がぶつかる事になるとのこと。

アンケートどちらを持ってみたいか
先手:豊島七段24.5%、後手:羽生棋聖31.5%、何とも(ニャンとも)言えない43.9%。
飯島七段「羽生棋聖というのと角を引いたインパクトが強いんですかね?
これ確かに後手は攻め合いが持てますよね。
今日メールもそうなんですけど強い人が多いんじゃないですか?」

アンケートみなさんの棋力は?
プロ・奨励会員5.8%、プロ級1.8%、高段者1.9%、有段者13.8%、
上級者8.5%、級位者25.9%、入門・初心者38.8%、ルールを知らない3.4%。
竹部女流「今日奨励会は例会なので奨励会員はいないはずなんです」
飯島七段「僕ゴルフやってるんですけど、プロの方と回ったときにすごい惨めでした。
普段僕がやってたのはゴルフじゃないみたいな。
プロのスイングって速くて見えないんですよ。
それなのに飯島さんこうスイングしてくださいとか言われて見えないじゃないかと。
その時に僕は将棋は優しく教えようと思いました」

ここで飯島七段の扇子や駒のコレクションの写真に。
積極的に値段を聞きにいく竹部女流。

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佐藤康光九段の字らしい。

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これが箱。

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カラスの声が聞こえてくる対局室。まったり風味。

アンケート持っている駒
盛り上げ駒5.6%、彫り埋め駒5.2%、彫り駒26.7%、プラ駒30.7%、持ってない31.8%。
竹部女流「先生は1ですか?」
飯島七段「僕全部持ってます」
竹部女流「あ、書き駒ってのもありましたね」
持っている人が多すぎるような。
盛り上げ駒の美しさを感じて欲しいと飯島七段。安くて10万らしい。

質問メール
矢倉は入玉含みになりやすいので苦手です。
そこで入玉になりにくい戦型を教えてください。
振り飛車党になるのがいいと思いますね。
それで相手が振ってきたら居飛車で対抗形にすると。

羽生棋聖は長い歴史を誇る将棋連盟でも、最強レベルの大棋士だと思いますが、
盤を挟んでオーラみたいなものを感じることがありますか。
飯島七段「僕は1勝4敗かな?1勝3敗か?
びっくりしません?50センチ前に羽生さんが座ってるんですよ?
誰でもちょっとすくみますよね。
ネット対局ならいいですけど盤を挟みますから。竹部さんはどうなんですか?
自分の尊敬している先生が盤を挟んでいたら勝つ気します?」
竹部女流「もううきうきしちゃう感じですかね」
飯島七段「記念対局みたいなパターンですね」
竹部女流「米長先生とか中原先生に教えてもらったときに、
中原流を盗むぞくらいの気持ちで練習させていただいて、
米長先生だったら米長玉見れるかなとか」
飯島七段「僕だったら写メ撮ってツイートしますよ。
それと相手尊敬したら勝てませんよ。それは羽生さんと4戦して思いました。
尊敬だと対決心が無いじゃないですか、融和じゃないですか。
僕は羽生七冠とかの残像が残ってるから、全然消し去って、
ただ盤の向こうに石が座ってるんだと思って」
竹部女流「あまり気にしてはいけないということですね。
オーラをあってもオーラを見ないと」
飯島七段「でもオーラすごいっすよやっぱり」

飯島さんは引き角君の宣伝はよくしてるけど、引き角は全然指されないよねと、
多くの棋士が言ってます。反論をお願いします。
飯島七段「戦法はあまりよくないと思いますよ。
でも対振り飛車で美野囲いやってくる人には面白いと思います。
僕がやらないのは振り飛車党と当たらないんですよ」
竹部女流「確かに飯島栄治で棋譜検索かけてもね」
飯島七段「将棋って最初に角道を開けないといけない、
みたいな先入観ってあるじゃないですか。うちの子供も5歳で教えてるんですけど」
竹部女流「あ、ちょうどいい質問ありました」

先日飯島先生のツイッターで、
先生のお子様がどうぶつ将棋大会で連勝したとありましたが、
どうぶつ将棋だけではなく将棋も教えているのでしょうか。
飯島七段「あの、将棋も教えてます。今日朝起きて3手詰め解かせました。
ちょっといいですか?これ感動的な話かもしれないんで」

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江戸時代の有名な詰め将棋
飯島七段「うちの子供に盤面置いて僕トイレ行ってたんですよ。
戻ってきたら解けたよーって示したんですよ。
それで▲5二角成だったんですよ。感動しません?」
竹部女流は初めて解いた時は、
角じゃなくて歩が持ち駒だったとかならすぐに分かるのに意地悪な人がいるんだな、
という感想だったらしい。無理やり詰め将棋解かされてたんだろうか。
飯島七段「最初僕解いたのが小学1年とかなのかな?
▲4二銀打とか▲5二銀打とか考えてたんですよ。
攻めイコールどんどん打ってくみたいな。
これを発見した瞬間に押したり引いたりを発見したみたいな。
うちの子供も最初そんな感じでうるっと来たんですけど、
これをやったら駒を捨てる問題もできるようになって、次のエリアに行ったかなと。
竹部さんはこれいつぐらいに解きました?」
竹部女流「私はこれはでも早かったですね。
もっと難解な詰め将棋があって大内先生の詰め将棋だったんですけど」

kisei3-12
竹部女流「私詰め将棋初めて解いたのがこれだったんですよ」
飯島七段「やべえちょっと解けないんですけど、あー分かった分かった」
竹部女流「私初めて出された問題がこれだったんですよ」
飯島七段「超エリートじゃないですか。何歳で解いたんですかこれ?」
竹部女流「3年生4年生くらいですかね。30分とかかかって。
これで詰め将棋嫌になりました。」
▲1四馬△同玉▲2四銀成が答え。
竹部女流「次に原田先生の問題を解いたらすごい優しくて、
原田先生とか二上先生とか大好きです。
浦野先生は震災があってから毎年50冊ほど東北の方に寄付しているそうです」
飯島七段は子供には角道を初手で突かせてるらしい。引き角君どこ行った。

プロ棋士の先生は振り飛車党なのに相居飛車の将棋を解説されたりしますが、
担当外の戦型も勉強されているのでしょうか。
飯島七段「昔は指してましたよ。10年くらい前まではずっと矢倉しか指してなくて。
角換わりも指してましたけど、そんなに指し方が新しくなってないから。
矢倉は局数が多くて革命的な部分は出尽くした部分もあるので」
竹部女流「金山がないみたいな」
飯島七段「相掛かりとかは金山が多いと思いますよ」
竹部女流「矢倉の将棋も並べているので大丈夫ということですね」
飯島七段「手が見えるかというと、感覚とかが横歩とは全然違うじゃないですか」

最近禁煙とダイエットを始めました。
お二人は健康のためにしていることはありますか。
竹部女流「あ、これはノニジュース」
飯島七段「いやいやいや。竹部さんはノニだけですか?」
竹部女流「ストレッチですかね。専門の方にもやってもらって」
飯島七段「僕も年男なんで気をつけないとね」

そして視聴者から絵が届きました。

kisei3-13
竹部女流「これですよ雑味の無い飯島先生。
あ!パトレイバーですねこれ!ありがとうございます。
実は女流棋士コラムを書いたんですけど、パトレイバーをばーっと書いて、
最後の3行だけこれからも頑張りますみたいな事書いたんですよ」
飯島七段「竹部さんそういうの多いですよね。
だから他のコラムより特徴があって面白いという。
今日決定局じゃなくてよかったです。今日決まるとなるとね、今の話できないし」

飯島先生昨年発売された横歩取り超急戦の本を購入しました。
しかし勉強していくうちに、先手を持って倒してみたいという気持ちが出てきて、
今では先手でも横歩取りを指せるようになりました。
竹部女流「このステマすごいですね。
あ、ステマとか言っちゃいけない、飯島先生のファンすごいですね」
飯島七段「かなり一発勝負に向いてるんですよ。
いきなり横歩で△4五角戦法とか困るじゃないですか。
竹部さんもやりますよね横歩取り」
竹部女流「相手が受けてくれないです」
飯島七段「ダイナミックさは一番でそこが魅力だと思います。
本は9月くらいになりますけど、相横歩取りも書いてあります。是非」

先日某プロ七段に指導対局を受けましたが、
アマ初段あるかないかと言われました。
私は将棋倶楽部24で五段くらい(最高で六段)で指していますが、
プロでもかけ離れていると判断しにくいのでしょうか。
飯島七段「某七段って私の事じゃないですよね?
将棋の段位ってインターネットとかだと棋力が微妙に変わりますよね。
例えば将棋ウォーズだと下から昇っていかないといけないですから、
僕がやると二段の僕と当たると運が悪いんですよ。
ただ道場とかだとそういうことが無いんですよ」
竹部女流「私は五段の方を初段と言うのはにわかには信じがたいんですけど」
飯島七段「ちょっとポカをやったとかだとそうなりますよね。
1局で認定とかは難しいです」

昼食アンケート
みろく庵11.0%、藤本9.9%、ほそじまや5.8%、
陳記7.9%、モスバーガー65.3%。
前回モスバーガーを飯島先生に断られた、
千駄ヶ谷のモスバーガーは緑モスで普通のモスと違う、
と熱弁を振るう竹部女流に押されてアンケートがこの結果に。

kisei3-14
昼食休憩明け。見学する子供たち。
 
kisei3-15
解説が再開されて、派手な順を解説する飯島七段。
羽生棋聖が△3四歩と大人しく打たずに端から攻めかかった順の例。
水面下ではこんな順も考慮に入っているとのこと。
現局面は後手で自分から攻めかかれそうなので、
飯島七段は後手の方を持ちたいとのこと。

kisei3-16
昼食アンケートの答えはモスバーガー

kisei3-17
こっちが竹部女流
竹部女流「どーモスバーガーって感じでした。
モスバーガーはトラウマがありまして、
説教されながら食べてポテトが砂のように感じたことがありまして、
今日は飯島先生と楽しく食べられました」

kisei3-18
竹部女流「カメラマンの悪意を感じる」

詰め将棋の答え合わせの後正解者の中から抽選で飯島七段の色紙をプレゼント。
筆記用具と紙の質が違う色紙を持参してきた飯島七段。
飯島七段「2枚書いていいほうをプレゼントでいいですか?
一発勝負って何か嫌じゃないですか」
飯島七段が書いている途中に
竹部女流「俺の方が上手いという方はいますか?」

kisei3-19
TAKE1

kisei3-20
TAKE2
1枚くださいという竹部女流の声は届かず、2枚ともプレゼントになりました。

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右上にも落款を押すのが飯島流。引き角って書いてある。

ティロフォン木村八段から
木村八段「あーあーあー」
竹部女流「木村先生」
飯島七段「聞こえてますよー」
木村八段「あーあーあー。誰かと思ったら栄ちゃんだよー」
飯島七段「先生どうでしょうか現地の雰囲気とか」
木村八段「どーもこーもってこれからだからねえ。9二の飛車がどうなるかですね」
飯島七段「△3四歩を打ったからおだやかな進行になるのでしょうか」
木村八段「打ちたくない歩を打ったとも言えるしねえ」
飯島七段「現地では検討はされてますか」
木村八段「検討はしてますよ仕事だもん。あんた解説してるの?」
竹部女流「引き角君の宣伝ばかりです」
木村八段「そうなんですよ竹部さん怒ってやってよ。
右上のあれは何?さりげなく宣伝してるんでしょ?」
飯島七段「いえいえ朝松尾さんから引き角君の話を振られまして」
木村八段「松尾君に何か渡して質問してって言ったんでしょ?」
竹部女流「まさかのステマ?」
飯島七段「現地はプロの先生はどんなかたが」
木村八段「副立会いが勝又さんで、中尾さんと佐々木勇気君がきて、
井道さんが聞き手で、香川さんがきて青野先生がきて、私はこれから出るところです。
何か引き角のはんこまで作ってるの?」
飯島七段「いやーそれでもうちょっと戦法をやらないといけないな、
と思っていたところです」
木村八段「戦法やって成績が上がるかが問題だからね。
あ、出た出た話題にすると出ちゃうからやめようやめよう。
竹部さんどうですか栄ちゃんは」
竹部女流「さっき漫画の雑誌を買ってもらいました」
飯島七段「財布持って無いから出してくださいとたかられました」
木村八段「財布持ってかないのは手筋ですからね。
私も今度飯島さんの家に行く時は財布持たないで行こうかな」
飯島七段「先生先ほどマラソンをしてるって話をしたんですけど」
木村八段「どうせ走っているときに死んでしまえとか言ってたんでしょ」
飯島七段「いやいやそうじゃないんですけど、どのくらい走ってるんですか?」
木村八段「6、7キロくらいかな。でも私の話してもしょうがないじゃない。
大丈夫?大盤を見てるとまだ初形だよ?やる気あるの?」
竹部女流「先生これから解説なんですよね」
木村八段「これで温まったからね。竹部さん栄ちゃんを操ってね」
飯島七段「もう終わりですか?対局者の昨日の様子とか教えてください」
木村八段「普通でしたよ。角番とかでもないし普通な状態です。
栄ちゃんはどうだったの?」
竹部女流「二日酔いだったみたいですよ」
木村八段「やる気あるのかな?」
飯島七段「喋る時はその方が」
木村八段「飯島さんはこれから3倍喋るんですね?」
飯島七段「もう3倍喋りました」
木村八段「これどっちかが勝ったらまたバッチ増えるってことですか?
僕今度解説立候補して全部外しちゃおうかな?」
飯島七段「それ外れてたら先生がやったってばればれじゃないですか」
木村八段「それじゃ次解説する人に頼んで外してもらおうかな」
飯島七段「先生もよければ引き角戦法やってください」
木村八段「あれいい戦法ですよ、あれで私も何局か勝たせてもらいました」
飯島七段「そうなんですよ木村先生の名局がありまして」
木村八段「もう褒めないこの話やめよう解説行かないといけないから。
竹部さんもうまく栄ちゃんを操ってください」

飯島七段「不意打ちに会ったような」
竹部女流「でもずいぶん長い時間喋ってましたよね」

といったところで初手から解説に。
解説中に羽生棋聖が端から△9五歩と攻めかかりました。

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▲同歩△同銀▲同香と普通に進めると後手がよくなりそうとのこと。
しかしヒフミンアイで見てみると、
飯島七段「こっちから見ると後手の攻めが細く見えるな…」

アンケートどちらを持って指してみたいか。
先手:豊島七段21.7%、後手:羽生棋聖36.6%、何とも(ニャンとも)言えない41.7%。

何故か竹部女流も色紙を書くことに。
竹部女流「私もちょっと我流でお恥ずかしいです」

kisei3-23
左馬
飯島七段「いつも書いてるんですか?」
竹部女流「最近はあまり書いてないんですけど。
あ、じゃあこれ(飯島七段の色紙)くださいよ。だめ?」

kisei3-24
羽生棋聖の昼食
飯島七段「あげがでかいじゃないですか」

kisei3-25
豊島七段の昼食
竹部女流「うわおー」

kisei3-26
対局場の沼津倶楽部

盤上では後手番の羽生棋聖が積極的に攻めていきました。

そして…おやつだ!

kisei3-27
対局者と同じおやつ。羽生棋聖が左、豊島七段が右。

kisei3-28
机も広くなってティータイムの装い。
豊島七段の方のほうじ茶のプリンはブールミッシュ銀座本店で限定発売中とのこと。
明日から12日までは本店、池袋で販売されるそうです。
竹部女流「また器もおしゃれで備前の」
担当の方「いえそれはプラスチック…」
流石の爆弾っぷりである。

kisei3-29
食べ方に戸惑う飯島七段
飯島七段「お茶入ってますね。甘さが程よくてこれは食べやすいです」
竹部女流「タルトがやわらかいですね。ほうじ茶の香ばしさが凄いです」
飯島七段「口の中にお茶が残って、今まで食べたプリン全然違いますよ」
問われる食レポ力。

kisei3-30
各地のフルーツが入ったゼリー。

kisei3-31
食レポ対決
竹部女流「さくさくとした食感の中に、
でもぱさぱさとした口の中が乾くというのがありませんね」
飯島七段「甘さ控えてるんで食べやすいです。いっぱい食べられます確かに。
すごく感触が、もちもち感もあって」
竹部女流「私は甘さ控えなくていいと思ってるんでこちらの方がいいです。
あとバターがすごくふわーっと」

kisei3-32
テーブルの上がお菓子だらけになったところで一旦休憩に。

休憩明けの解説では先手の入玉も視野に入ってきたと飯島七段。
竹部女流「豊島先生は入玉得意なんですかね」
飯島七段「まあ豊島七段は不得意な分野が少ないですからね。
序盤中盤終盤隙が無いと私の相方が言いましたけど、
うまく言い表せてるんじゃないですか。
でも僕の感じだと羽生棋聖の攻めが繋がってるんじゃないですか。
でも形勢判断は羽生棋聖の52:48とかそんな感じですけど」

どちらを持って指してみたいですか
先手:豊島七段20.0%、後手:羽生棋聖54.9%、何とも(ニャンとも)言えない25.1%。
飯島七段「増えてるなあ」
竹部女流「やっぱり攻めてるからですか」
飯島七段「攻めてるし飛車と銀2枚の2枚換えじゃないですか。
やっぱり2枚の方が得だと考えるんじゃないですか。
何かねえ攻め合いにならないんですよこれ。棒銀が残ってるのが心配です。
ちょっと2六の銀を使うタイミングが心配なんですよね」

kisei3-33
前傾姿勢の豊島七段。
飯島七段「豊島七段の強さって表情に出ないんですよ、不利になっても。
僕なんかすぐ出ちゃうんですよ頭かかえて」
竹部女流「何かはぁーってため息をついて」
飯島七段「良く見てますね竹部さん。
相手からもばれちゃうんですよねそういうことやってると」
竹部女流「トイレに行くとかもありますよね」
飯島七段「僕も結構勝ちになるとトイレに顔を洗いに行きます。
幻想じゃないだろうなって、勝手読みしてる可能性があるから冷たい水で」

豊島七段は▲7六金。
飯島七段「木村先生が得意そうな局面ですよね」
竹部女流「木村先生風にやれば見えるんじゃないですか?
成るでしょー?はい取る。全然寄りませんよ先手持ちですよ僕」
棋士は棋士の物まねが上手い。

kisei3-34
飯島七段「将棋の格言で4枚の攻めは切れないというのがあるんですけど、
この局面は常識外の局面なのかもしれないですね。
この一手目が私見えないんですよ」
攻め合いにはならないので羽生棋聖はゆっくり攻めればいい。
しかし入玉ならば攻め合いじゃないから2六の銀は残っていても関係ない、
攻めが切れてる可能性もあるなあとのこと。

そして▲同金の次の一手をアンケート行きますかということで選択肢を用意していたら、
豊島七段は▲同金と取らずに▲6六金と避けました。
飯島七段「仕方の無いところですよねこのレベルはね…」
※感想戦では▲6六金でも▲同金でもなく、▲8五金なら難しかったとのこと。

ということで次の一手アンケート
飯島七段「当たらないと大変だから言いまくりますかいろいろ」
竹部女流「9個までできるので9個あればいけますよ」
飯島七段「これで当たらなかったらどうしようかな」
竹部女流「ノニジュース一気飲みで」
△8五銀12.1%、△8一香17.4%、△6五香20.2%、△6四角7.4%、△7六銀21.1%、
△6五銀8.2%、△8三香2.7%、△8二香4.4%、△9七香6.4%。
飯島七段「△5五歩来たらどうしよう」
竹部女流「来たらノニジュースで」
羽生棋聖「△6四香!」
飯島七段「あれ!?△6四香言って無い!これは飲まないとだめですね。
これは愕然としたなあ僕も」

kisei3-35
運営の方も含めて3人で罰ゲーム。
飯島七段「口の中にまったく余韻が残るというか」
竹部女流「先生9択で当たらなかったらねえ」
飯島七段「えー何でだろ…。
これ感想戦で△6五香でも同じですとか言われたら噴きますよ」
といったところで一旦休憩に。
※感想戦では△6四香に▲6五歩と打つ変化が調べられ、
単に△6五香と打つよりも1歩取れていることが大きいとのこと。同じではなかった。

局面が進んでまた次の一手アンケート
飯島七段「流石にこれは当たりますよ。4つも言えば」
竹部女流「さすがに当たるでしょう」
と言いつつたくさん保険をかける飯島七段。
△5七銀成23.3%、△5七銀不成31.3%、△7五銀10.4%、△2四銀1.2%、
△8三桂1.7%、△9七香成0.9%、△9四桂1.5%、その他29.6%。
羽生棋聖「△5七銀成!」
飯島七段「当たった!ほらしかも1個目ですよ!」

盤上の解説に戻るとここ数手は羽生棋聖が得をしたとのこと。

飯島七段「豊島さんが飛車を打ったとして、羽生棋聖の手を。
それじゃ△1四歩か△6七香成か…」
竹部女流「2択?」
飯島七段「2択は勘弁してください」
飯島七段は後手持ちとのこと。

アンケートどちらを持って指してみたいですか。
先手:豊島七段14.0%、後手:羽生棋聖71.0%、何とも(ニャンとも)言えない15.0%。
竹部女流「すごいですね71%ですか」
飯島七段「うーん、そういう方多いんじゃないですか」

豊島七段が▲8一飛と打ったので急いで次の一手アンケート。
竹部女流「△1四歩でなかったらハブアタック飲んでくださいよ」
4択になかったらとなりましたが、
飯島七段「△2四銀入れとけばよかったとかあるかなあ。無いだろ…」
△1四歩37.7%、△6七香成15.2%、△9七香成2.4%、△4九角6.4%、その他38.2%。
竹部女流「△1四歩は飯島ファンですね」
飯島七段「棋士人生が一番かかってる…。
▲8一飛のタイミングで出しておけばよかった…そしたら当たってたのに…」

kisei3-36
飯島七段「確認してますよね何かをね。そういう雰囲気に感じます私は」
竹部女流「△4九角打ったらハブアタック飲んでくださいよ」
飯島七段「竹部さんそれはね…将棋っていろいろな手があるからね…。
僕は駒の損得を重視するので△1四歩を突いて銀を取りに行きたいですけど」

といったところで休憩に。
羽生棋聖「△1四歩!」盛り上がるコメント。

竹部女流「次の一手…」
飯島七段「いやーやっと、今日の仕事終わったって感じです」

kisei3-37
でもハブアタックは飲む。
飯島七段「手が見えてくる気がしてきました。全部当たるかもしれません。
外れて飲むよりは当たって飲んで嬉しさ2倍みたいな」
竹部女流「へー↓」
まずいのを期待していたのに外れてテンションが下がる竹部女流。

飯島七段「▲2三歩成で勝負するしかないと思います」
豊島七段「▲2三歩成」
飯島七段「あ、当たった。ハブアタック効果出てるんじゃないですか?」

豊島七段はと金をじっと▲6三とと寄って、
自玉の入玉ではなく羽生棋聖の王様に働きかける順を選びました。
しかし羽生棋聖が先手玉に迫り、入玉を目指さないと勝負にならないか、
といった展開に。
飯島七段「でもまあ将棋はいろいろな手がありますからね」
竹部女流「あれだけ当たりませんでしたからねえ(しみじみ」
しかしハブアタックを飲んだ飯島七段の解説通りの展開に。終局が近いか。
しかし△4九角からの手順を解説中に羽生棋聖は△2七歩。
飯島七段「ああそっちもあるかなと思ってたんですけど」
竹部女流「はい(笑」
ハブアタック効果5分くらいだったか。
豊島七段が▲同飛とすぐに取ったのを見て、これはすぐに終わると飯島七段。
ということで映像も対局室に。
▲同飛は粘るのではなく勝負に行った手なのでとのこと。
竹部女流「皆さん飯島先生を信じて」
飯島七段「え?僕もう信頼が篤いんじゃないですか?」
竹部女流「さっきの△2七歩くらいですよね外したの(笑」
飯島七段「いやーさっきの△6四香の局面は多分正解が一つしかないので、
当てられないのはきついんですけど、今は形勢が離れてるので、棋風ですよ棋風」
しかしハブアタック効果が切れたのかさらに外していく飯島七段。
竹部女流「棋風ですよね↑、棋風」楽しそう。
豊島七段は残り2分に。

飯島七段「これ今日罰ゲームありましたけど、今後も続く流れなんですか?
僕苦情来ても困るんですけど、次誰でしたっけ」
竹部女流「次鈴木大介先生なんですよねえ。多分結構当たらないんですよ」
飯島七段「そんなこと言っちゃっていいんですか!?」
流れ弾が鈴木八段にヒット。

といったところで豊島七段が投了し、羽生棋聖の勝ちになりました。

飯島七段
早囲いに序盤豊島七段がチャレンジしたんですけれど脇システムになって、
△4二角引いて端を狙った羽生棋聖の構想がよかったと思います。
印象に残るのは桂馬を捨てて十字飛車ですよね。
飛車銀交換で攻めが心細くなったんですけど、△6四香が名手でしたね。

ということで棋聖戦第3局は、
羽生棋聖が端から細い攻めを繋いで最後は圧勝という形になりました。
今日は竹部女流がいいところで暴走してくれてとても楽しかったです。
飯島七段に対局料を50としたら引き角君は?と聞いたところがなかなかよかったです。
答えは濁されましたが実は飯島七段は不動産の財テクが有名なので、
不動産が50オーバーになるんじゃないかと揶揄してみたり。
対局では飯島七段が△6四香が名手と感想を述べていましたが、
1手前の▲6六金に変えて▲8五金なら難しかったとのことで、
羽生棋聖が機敏に咎めた手ということになります。
プロ棋士はみんな勝負どころと思う局面が一致するんですねえ。
また、これで棋聖戦は後手が3連勝、名人戦は後手が4勝1敗と、
後手がだいぶ勝っているのも印象的です。
次は羽生棋聖が先手ですが、名人戦、棋聖戦と後手が押している展開なので、
先手でのまさかの振り飛車とかありますかね?

棋聖戦第4局は7月15日、ニコニコ生放送では9時から、
解説に鈴木大介八段、聞き手に長沢千和子女流四段で大盤解説会が放送されます。
羽生棋聖が防衛するのか、豊島七段が逆王手をかけるのか、
さらに羽生棋聖は7日、8日に広瀬八段との王位戦第1局もあります。
ニコニコ生放送では王位戦は放送されませんが、こちらも注目ですね。

第64期王将戦第1局初日が終わる

渡辺明王将に郷田真隆九段が挑む第64期王将戦七番勝負第1局の初日は、
郷田九段の封じ手で初日が終わりました。

第1局ということで振り駒が行われ、渡辺王将の先手で対局が始まりました。
ニコニコ生放送では9時から、解説に飯島栄治七段、聞き手に貞升南女流初段で、
大盤解説会が始まりました。

飯島七段
渡辺王将の先手ということで、矢倉か角換わりかどちらかだと思います。
郷田九段は後手番ですと先手の注文を受けて立つことが多いです。

渡辺王将の▲7六歩に郷田九段は△8四歩と、何でも来いの手を指しました。
飯島七段は囲碁将棋チャンネルで王将リーグの解説をしていて、
王将リーグは矢倉がダントツで多く、相掛かりも4局くらいあって多かったらしいです。
ただし後半は矢倉より角換わりが指されていて、
渡辺王将が後手の場合はゴキゲン中飛車の可能性もあったようです。
郷田九段はタイトル戦2年ぶりくらいで、
2年前の棋王を郷田棋王からとったのが渡辺王将なので雪辱戦になる、とのこと。
渡辺王将は横歩取りではなく角換わりを選択。

アンケートどちらを応援してますか
郷田九段56.3%、渡辺王将43.7%。

貞升女流「将棋界でも流行があるんですか?」
飯島七段「流行に私もついていけなくて、
矢倉が流行ったと思ったら角換わりになったりします」

郷田九段は角換わりを受けて立ちました。
飯島七段は横歩や相掛かり党なので角換わりは困るらしい。
ここで郷田九段の王将リーグの道のりの解説に。

飯島七段
今回非常に厳しい王将リーグで、開幕が羽生名人対豊島七段で1ヵ月半に7局やった。
昔に1人が4-2、1人が2-4、残り全員3-3ということもあったが、
今回は4-2が2人、2-4が2人で激戦になった。
2回戦の羽生郷田戦とかは郷田九段の会心譜だった。
郷田九段は4連勝の後2連敗して流れが悪い中でのプレーオフを勝ち上がった。
せっかくなので王将リーグで郷田九段が勝った対局を並べて解説することに。

どの対局の棋譜を解説するかアンケート
郷田九段対深浦九段7.7%、羽生名人対郷田九段64.0%、
郷田九段対佐藤九段22.4%、屋敷九段対郷田九段5.9%、
ということで2回戦の羽生名人対郷田九段を並べることになりました。

相掛かりの将棋でしたが、羽生名人は1回戦も豊島七段と相掛かりだったようです。
飯島七段「郷田九段は後手番では何でも受けるんですけれども、
相掛かりの後手番では独特な対策を持っています。
郷田九段は受け将棋なので他の人とは違う相掛かりになります」
そして解説を進めて羽生名人の▲6六角が問題だったかもしれないとのこと。
最初に▲6六角を指したのは実は飯島七段で、その対局に敗れ、
他に指した棋士も誰も勝ってないらしい。
すごく大技がかかる変化を並べて
飯島七段「相掛かりは強い弱い関係なくて1発入れば終わっちゃうんです」
飯島七段が郷田九段の会心譜と言っていましたが、流石すごい鮮やかな将棋でした。
この対局も70分くらい長考する場面もあったので、
長時間は郷田九段にとってプラスが多いとのこと。
そして本局に戻って初手から解説に。

角換わり腰掛け銀の定跡に進んで
飯島七段「流石にこれは前例がありすぎてコメントも出ないんですけど」
王将リーグでは羽生名人対三浦九段が角換わり同型で、同型も復活傾向らしい。
郷田九段は△7四歩と突く。
これは先手は飛車を4筋に回って隙を突いて仕掛けるくらいしかなく、
方針にバリエーションがないとのこと。郷田九段が誘導したか?
王将リーグ戦で郷田九段は△3三銀から穏やかに指し、
負けたとはいえ内容が悪くなかったので、この対局もそうなのではないかとのこと。
郷田九段は飯島七段の予言通り△3三銀。
ただし今の将棋界は1ヵ月後には△3三銀なんて誰も指してない、
みたいに流行が激しいから怖いらしい。
飯島七段「王将リーグは厳しい。みんな強くてリーグ表見ても勝てそうな人がいない」
※飯島七段は2012年に王将リーグ入りし、
久保利明九段、豊島将之七段、渡辺明竜王、羽生善治三冠、
郷田真隆棋王、深浦康市九段を相手に6戦全敗でした。そらぼやくっす。
長手数の将棋は少なく、振り飛車は1局しかなかった。
横歩取りも1局、先手が端歩突いて後手の横歩みたいになっているのが1局、
後手番で矢倉や角換わりの対策が増えて、
横歩にしなくてもいいようになったかららしい。

大晦日の森下卓九段対ツツカナのリベンジマッチの話題に。
※貞升女流は朝の5時半くらいまで記録と読み上げをしていました。
貞升女流
私は眠くなるとたちが悪くなる。
私いなくてもよかったんですかねとか絡んでた。
家でやってても大丈夫だった説がありますよねとか、中村六段や金井五段に絡んでた。
そしたらコメントでも(貞升女流の読み上げが)ロボットじゃないか説が流れてた、
と言われて、何で否定してくれないんですかとさらに絡んでた。
コメントで誰かが否定してくれてたんでいいかなと思ったとか言われたが、
中村六段に5時半の休憩明けに必ず言いますからと言われた。
でも一言も出なかった。ひどい。
ロボットなので真上に腕が入るので何が動いたのか一瞬わからなかったりもした。
眠くなってきたので飲み物をいっぱい飲んでたらトイレに行きたくなったりして、
ツツカナが指した瞬間にだーっと走って行った。
飯島七段「僕もロボットなのかなーと思った」
昼と夜はお弁当、30分の休憩は下で絡む。
たまに差し入れとか話しかけてくれたりして復活した。
佐藤九段のファンなので、来た時は大復活した。
これやばいでしょとか神でしょとか一人でぶつぶつぶつぶつ話しててやばかった。
※佐藤康光九段は18時くらいまで解説してから一旦帰りましたが、
まだ続いているのを見て深夜1時に戻ってきました。
次の手指したら中断だからと急に言われた。
初詣は忘れた。
終わったのが5時半で、駅に着いたのが6時半くらい。
でも結構楽しかった。
長考してるときって何考えてるんだろうと思ってたので、
並べてくれていたのはよかった。

飯島七段「中盤のねじりあいを森下九段が制したので、
人間もまだ勝てると証明してくれたと思う。
森下九段の独特のぼやきも聞けてよかった。
定跡の隙をついて嵌めて勝ったのではなく、矢倉でじりじり押して勝ったのがよかった」
一昨年のリベンジマッチは、
飯島七段は朝長野で仕事して、新幹線に乗って帰ってニコ生に出て、
朝終わったら竹部女流に誘われて競艇に行って、
会った方みんなに何でここにいるんですかと突っ込まれて、
自分でも何でここにいるんだろうと思ったらしい。
リサリサ先生は仕事で朝帰りの人を競艇場に拉致ってしまう無敵のお方。
棋士は理系か文系かという話題で、先生はどっちですかと振られた中川大輔八段が、
「体育会系です」と答えたことは有名ですが、
なるほど将棋の棋士は体育会系なのかもしれない。

飯島七段は150個くらい扇子を持っているらしく、レア扇子を持ってきました。
戸辺誠「四段」昇段の直筆扇子「気力」。
販売されてないレア品とのこと。
加藤桃子女流王座の「一意攻苦」。
研究会が一緒なので書いてくれませんかと頼んだら書いてくれたらしい。
怖くて使えない。
木村一基八段の「楽勝」。紫の紙に白の文字。これも未発売のレア品。
木村八段が自分で作って親しい人に配ったやつらしい。

ここで王将戦前日の写真コーナーに。
鎧が重く、フル装備だと20キロあるとのこと。
 
img_0709
渡辺王将が徳川家康で、郷田九段が山内一豊。

などと話していたら角換わり同型になりました。
ヒフミンアイをしても駒がちょっとずれるみたいなことも無く完璧に一致していました。
ただし金が6八、7八にいて王様も8八に入城しているので、
普通の同型とは意味合いが違うとのこと。
前例は3局しかないらしい。

その後ここに至るまでの手を並べて、
手の流れからするとここで渡辺王将が仕掛けるのではないかと飯島七段。
しかしその後解説をして、仕掛けはあまり上手くいかなさそうとのこと。
飯島七段「仕掛けが難しいから渡辺王将が考えてるのかなあ。
でも仕掛けないとしても駒組が飽和してますからねえ。
千日手にされると私たちも困るじゃないですか。
郷田九段は序盤作戦うまく指したと思います」
ところがさらに解説を進めて
飯島七段「渡辺王将がうまく誘導したと思います」
どっちや!

そして先手の▲4五歩に後手は△4六歩の一手と予想して、
その後の斬り合いを何通りも並べる飯島七段。解説も棋風がでるなあ。

飯島七段「郷田九段が長考派で渡辺王将が早指しなので、
時間の差が出るのかなと思っていたんですけど、昼食休憩まで指さないかもしれません」
休憩まで40分以上あるがそれくらい難しいとのこと。

質問メール
リベンジマッチの読み上げはお一人でされてたと思うが大変だったんじゃないですか。
貞升女流「事前に交代しますと決まっていればいですけど、
途中で声が変わるのは変じゃないですか?」
飯島七段「打ち上げとか無かったんですか?」
貞升女流「ありそうな雰囲気もあったんですけど、流石に無かったです」
対局終了が朝の5時半ですからねえ。

リベンジマッチで大変だったエピソード
眠気にどう対応するかが課題だった。
朝はひたすらせんべいを食べてた。
時間を見てそろそろ食べてちゃだめだと思ったりした。
音声は自分でオンオフできる。
みんな眠い中でばりばり食べてたので一人でうるさかったかもしれない。
最後は周囲がごみだらけになっていた。
1手10分で5分、3分、1分のときは言うがそれまでは休める、
ツツカナの手番のときは言わなくていいので休憩になる。
普通の電王戦の記録のときは、ずっと映っているのでおかしを食べるタイミングが難しい。
タイミングを計って今がチャンスとがつがつ食べてたら、
記録の安食女流に後で笑われてしまったことがある。

MVPは貞升さんじゃないですか。読み上げ感動しました。
あの日から貞升さんのファンになりました。
貞升女流「あの後放送に出ることになっていたら相当おかしなことになってたので、
いろいろ変なこと言っちゃってたかもしれないです。
映ってないので動けるというのは大きいですね」

ここでトイレで思い出したんだけどということで、
飯島七段が佐々木慎六段のトイレ事件について話しました。
トイレ事件とは、朝日オープンでアマチュアと対戦していた佐々木六段(当時四段)が、
アマチュアの方が席を外した時に手を指し、時間切れで勝った事件のことです。
トイレ佐々木慎事件のときに飯島七段は隣で対局していたらしく、
アマチュアがリードしていると、
隣で見てるからああやばそうだなーとか思ってしまって、
こっちにも伝播してきて不利になったとのこと。
佐々木四段が指した瞬間に飯島七段は隣で「えっ」と思ったらしい。
そして佐々木四段が時間切れで勝ったら、
隣の飯島七段の将棋にもそれが伝播して逆転して勝ったらしい。
飯島七段「貞升さんは何か対局でのハプニングはありますか?」
貞升女流「後ろの対局が手番を間違えたときに指してしまって、
指した時に対局者が私の番なんですけどと言って終わってしまったことがあります。
朝に今日は私自戦記書かなきゃいけないんだよねー、とか言ってた対局だったので、
自戦記どうなったのかなあ」

視聴者アンケート引き角君ハンカチ人気色
ピンク17.2%、黄色10.8%、緑20.0%、青17.5%、どれもちょっと…34.6%。
飯島七段「まずいじゃないですかこれ。でも4色足せば勝てますから」
ポジティブ飯島。
飯島七段は最近の公式戦で引き角君ハンカチを使いながら引き角戦法を指したらしい。
それを聞いた貞升女流がつぼに入って笑ってしまい収集困難に。

引き角君バッチどれが一番売れているか
1種類だけすぐに無くなってしまうらしい。
引き角ジャンプ6.2%、ピアノを弾く5.2%、ギターをひく20.6%、引き角大盤解説20.6%、
あたりをひく9.6%、おやすみくん23.3%、弓を引く11.3%、綱を引く3.1%。
実際に売れている引き角君は引き角大盤解説らしい。
公式戦で引き角君ハンカチを使った時は、
ほんとに自分で引き角戦法使いながら引き角ハンカチ使ってるよと、
対局中に驚いてしまったらしい。

そして渡辺王将が指さないまま昼食休憩に。
飯島七段「意外な手が飛んでくるのかなあ」
休憩に入ってすぐに棋譜用紙を確認する郷田九段。持ち時間のチェックかな?

昼食アンケート
和食40.7%、洋食32.3%、中華26.9%。
日曜日でやっていないお店がどこなのかわからず、具体的な選択肢はさけられた。

休憩あけの解説になると
飯島七段「あれ?後手がいいような。渡辺王将は何を考えているのか…。
まあそれがわかってたらこういう状況の棋士になってないんですけど」

昼食アンケートの答えは中華。坦々面。
渡辺王将はうな重。郷田九段がビーフカレー。

本のプレゼントのコーナーになると、マイ筆ペンを取り出す飯島七段。
かなり几帳面な性格か。書いた文字は「行雲流水」。

貞升女流も色紙に何か書くことに。
貞升女流「女って漢字難しいですよね。女流初段だけ先生が書いてくださいよ」
飯島七段「僕女流になれないですから」
やだーとか震えてるよーとか言いながら書く貞升女流。
普段は夢に向かって一歩ずつとかを、
字が小さければ下手なのがばれずにすむからという理由で書いているらしい。
貞升女流「すごいっすね緊張半端ないっすよこれ」
色紙の文字は「希望」
貞升女流「これ欲しい人いるっすかね」
飯島七段は1日100冊くらい書いたこともあって慣れたらしい。
貞升女流は初段になって100枚も書いていないとのこと。

今日のおやつはboccaの「牧家の白いプリン
まるい風船に入っているということでおそるおそる割る飯島七段。
飯島七段「プリンなんですけど、アイスクリームのプリンみたいな感じ。
バニラのアイスみたいな」
貞升女流「ああおいしい。牛乳プリンみたいな感じ」
スタッフの奥様が選んだらしい。
貞升女流「あ、指しましたよ△8六歩」
飯島七段「ふぅん(むしゃむしゃ)」

飯島七段は子供を昨日レゴランドに連れて行った。
貞升女流はサンリオピューロランドに株主優待で行くらしい。
飯島七段「株やってるんですか!?」
桐谷先生の影響で優待の株を買っているらしい。株歴7年か8年くらいとのこと。
タカラトミーは限定のトミカをくれて、
貞升女流「タカラトミーは今6万5千円くらいですかね」
8月中旬くらいにトミカが送られてきて、
お子さんいらっしゃる方はお勧めとのこと。
1000株買うとリカちゃん人形がもらえてそれが結構レア品らしい。
飯島七段「今年の目標軌道修正します。株も確かにありますね」
※飯島七段は不動産の財テクが有名

局面は後手の郷田九段が勢い良く踏み込んで攻めかかる。
飯島七段「いろんな要素が絡まって後手がいける」

まだ西尾六段対金井五段の対局が前例としてあるらしい。
金井五段が郷田九段のファンだということは書きましたが、
郷田九段が金井五段が勝った将棋と同じ手順をなぞってくるとは。
そこで渡辺王将が前例から変化し研究手をくりだしました。
飯島七段「へー。こういう手が…あるのか…」
西尾六段が研究会で見たことがある手順だったらしい。
後手が切り返す手段がないか解説する飯島七段。
数手進めて棋士によって好みが分かれる局面らしく、
飯島七段は後手の方が好みとのこと。
その後の解説で後手がわざと飛車と成り銀の両取りをかけさせる変化も有力となり、
どうも後手の方がたくさんの局面を選べるようです。

質問メール
先日ようやく引き角君シリーズをコンプリートしました。
引き角君の布盤があるとうれしいです。
飯島七段「クリアファイルも作ろうかなと思ったんですけど、確かに布盤もいいですね」

引き角戦法について、できた経緯を教えてください。
7六歩をつかないっていうのがこの戦法で一番の肝。
普通は最初に角道を開けましょうと教えるが、
開けなくても将棋ができるんだ、将棋は自由なゲームなんだ、
戦法に縛られなくていいんだ、というのが考えの趣旨。
振り飛車を相手にするとだいたい角道ついて穴熊にすることが多いが、
相手も研究していて乗り切るのが難しい。
これをやっていれば経験値の差で勝てることもあるし、
今は角交換の振り飛車もあるので、
角道を開けない引き角戦法は時代に救われている部分もある。

今までにプロ棋士になってよかったと思う対局はありますか。
僕は飯島流と出会えたことが一番よかったです。
飯島七段「やっぱり引き角戦法をやってというのが、独自性を見せれたというのがある。
あんまりこういうことを続けるのは厳しいじゃないですか。
貞升さんは何かありますか?挑戦者決定戦って全然違いましたか?」
貞升女流「対局が近くなると緊張して、周囲の人にも応援してもらって、
プレッシャーがすごかった。
準決勝まではあまり緊張もなく、まあ次負けるだろみたいな気楽な感じで指せた。
挑戦者決定戦まで20日もあったが、仕事をいっぱいいれてたので、
行くとこ行くとこ応援してますとか言われて緊張した。
先生は今年の目標とかありますか」
飯島七段「そういう流れになっちゃいますか?
去年は守りの1年になってしまったんですけど。
王将はリーグ入りの前くらいまでは行きたいなと。
去年は出だし5戦が1勝4敗だったので、厳しい時代だなと。
謙虚に、去年よりいい成績を残せればなとか」

飯島七段は昨日石田和雄九段の新年会に行ったようで、その写真も放送されました。
猪口邦子参議院議員が隣に写っていて、隣の席だったらしいです。
※小泉政権の時の少子化・男女共同参画担当大臣です。
将棋の議員連盟があって、中心の方とのこと。
他に大盤解説をしている写真もあり、
新年会なのに将棋と大盤解説で盛り上がったらしい。
100人規模くらいで、石田門下以外にも佐藤康光九段、岡崎洋六段がきていた。
飯島七段「昼間は家族でレゴランドだったのに、
夜は大臣の隣とか落差が大きくて濃密な1日でした」
貞升女流は昨日は子供相手に指導していた。
貞升女流「いつもはみんなうるさいんですけど、昨日は甲斐さんが来てくれて、
みんなおとなしくてやりやすかったです。
女の子が3人固定できてくれているのが嬉しいです。
女の子に指導するのに心がけていることはありますか?
私は女の子はやめてしまうこともあるので、
8枚落ちで成り駒を作らせて上げてほぼ負けてあげるようにしています。
強くなったら男の子と同じような手を指しますけど」
飯島七段「僕は上の子が5歳なんですけど、
どうぶつ将棋で結構負けちゃうんですよねえ」
貞升女流「私もどうぶつ将棋買ったんですけど子供が頑固で、
ここの部屋に象を置いて、と言っても象はこっちだからとか言われるんですよ」
そして何故か動物将棋を指すことに。
貞升女流は10月末の将棋ウォーズの番組に出る時に覚えたらしい。

貞升女流対飯島七段のどうぶつ将棋三番勝負

第1局
先手貞升女流
飯島七段「いや待って待って。まだ手離してないから」
貞升女流「10秒…」
読み上げ攻撃を始める貞升女流。
そして貞升女流が瞬殺。

第2局
先手飯島七段
飯島七段「まじかよこれちょっとわかんないよ」
飯島七段「大盤よりもガチでやってるんですけど」
貞升女流「えーそう言われると勝ちたい」
飯島七段「あれ?そんな手があったんですか?」
千日手で引き分けに。

こうして三番勝負は貞升女流が1勝1分けで勝ちということに。
貞升女流「あ、罰ゲーム」
飯島七段「これ僕負けなんですか?」
その後どうぶつ将棋での最善の初手は何かを検討し始める飯島七段と貞升女流。
飯島七段「さっき何か悪い手指したかなあ」

そして将棋の解説に戻るも郷田九段はまだ指さず。もうすぐ2時間になるらしい。

どうぶつ将棋から大盤解説に戻って
飯島七段「すごい楽。全部ちゃんと見えるもん」
貞升女流「こっちの方が楽なんですか?」
郷田九段が52対48くらいでリードなんじゃないかと飯島七段。

どうも△5五同銀▲4七銀までは確実なので、
その局面で何を指すかを一晩考えるのが郷田九段の意図のもよう。
と言うのは簡単ですが、15時34分に指された手に18時まで時間を使って、
さらに一晩考えるんですねえ。
そして図面を書くのが間に合わなかった記録係の吉田五段。
まさか指さないとは思わず油断したか。

明日の見所を説明した後に
飯島七段「どうぶつ将棋やらなきゃよかったですよ。マイナスですよマイナス。
今の解説信頼性ありましたかね?」
かなり敗戦を引きずっているもよう。
飯島七段「流石に僕に勝ったのが初勝利ってことはないですよね?」
これはリベンジマッチあるか。
といったところで郷田九段の封じ手で初日が終わりました。
消費時間は渡辺王将2時間30分、郷田九段4時間54分。

飯島七段「郷田九段のスタイルは前からこういうスタイルなので、
持ち時間の差は気にしないでいいです。
特にこの戦い方を七番勝負でつらぬくんじゃないかと思います。
将棋の考え方を曲げないのが郷田流なので、崩すと返ってよくないと思います」

飯島七段「結局ロボット説はどうだったんですか?」
貞升女流「ちゃんと別室にいてロボットではなかったんで」

飯島七段
私が考えていた予定の1日とは違ってしまいました。
準備してきたのが全部できたのも想定外でした。
最後はどうぶつ将棋でしめくくりましたけど、1年ぶりの解説楽しめました。
明日解説の木村八段は大変だと思います。

15011159

ということで初日が終わりました。
封じ手クイズはこんなの△5五同銀しかないじゃないかとのことで割愛となりました。
郷田九段は△5五同銀、▲4七銀の時に何を指すかを、
一晩かけて考えるという選択をしました。
十段戦で加藤一二三九段が大山康晴十段を相手に一手で7時間考え、
ついに妙手を見つけてその対局に勝ってタイトルも奪取した、という逸話がありますが、
はたして郷田九段の長考は実るんでしょうか。

明日はニコニコ生放送では9時から大盤解説会があり、
解説は木村一基八段、聞き手が安食総子女流初段です。
木村オンステージを楽しみましょう。

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渡辺二冠と佐藤七段はチャット仲間だった

第60期王座戦を振返る


渡辺明王座に羽生善治二冠が挑戦した2012年の第60期王座戦の、
ニコニコ生放送のまとめ動画です。
最初に質問メールで取り上げられていますが、
第1局に向かう渡辺王座はこんな言葉を残していました。

妻の小言。より「王座戦

「ニコ生でとよぴー(豊川七段)の親父ギャグが1日聞けるから」

そう言い残して旦那は王座戦に向かった。
1日将棋を指し続けるよりも、1日親父ギャグを言い続ける方が大変だろう。
明日はとよぴーを応援しよう。


この後渡辺王座は後手番で羽生二冠に競り勝ち、第1局を制しました。
この時の王座戦は第4局の羽生二冠の△6六銀が有名で、
解説の浦野真彦八段が「えー?何それ?」と叫んでいましたが、
第2局も羽生二冠だけ指す手がなくなってしまい、
△9二玉、△8二玉という往復を3回やって、4回目の△9二玉に渡辺王座が攻め込む、
という展開なのに羽生二冠が勝ってしまったり、
第3局も渡辺王座が序盤早々桂馬で銀の両取りに成功し、銀桂交換の駒得をしたのに、
何故か直後に羽生二冠が優勢を築いてそのまま押し切ってしまったり、
両者充実していてよくわからない手が飛び出して、見ごたえのある大熱戦でした。
個人的には渡辺王座と佐藤天彦七段の、
ネット将棋で知り合って顔は見たこと無かったけどチャットでいろんな話をした、
という馴れ初め話が面白かったです。
当時佐藤七段は福岡在住で渡辺王座が東京在住、
佐藤七段の師匠の中田功七段も東京ということで、
ネット将棋とチャットを通じて稽古してもらってたというのは、
なかなか新時代の師弟関係ですね。
佐藤七段は2001年に初段、2002年に三段なので、21世紀の新しい形かもしれません。

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王座戦第4局は羽生王座が辛勝

羽生善治王座に中村太地六段が挑戦している第61期王座戦第4局は、
千日手指しなおしの末に羽生王座が勝ちました。

王座戦中継Blogより終局後ぐったりした様子の羽生王座
332

王座戦中継Blogより対局中の雰囲気が抜け切っていない様子の中村六段
344

羽生王座が先手番で始まった第4局は横歩取りになりました。
後手の中村六段が38手目に決断の角打ちを敢行し、
羽生王座の対応が注目されましたがまさかの千日手になりました。
感想戦で羽生王座は、
後手の角打ちの前に先手が工夫する必要があったと述べていますので、
ここは中村六段が後手番をうまく凌いだということになるでしょう。
羽生王座と中村六段との対局は先手側が7勝1敗と大きくリードしているため、
千日手で先後入れ替えて中村六段先手での指しなおしというのは、
挑戦者有利かという空気でした。
指しなおし局は羽生王座が後手一手損角換わりを選びました。
中村六段が先攻し、後手の形を乱してから後手に手を渡し、
先手玉は囲いが整っているので一見安全そうだったのですが、
羽生王座が銀をぶつけてからの角切りを敢行し、
一直線で斬り合うと後手のほうが早いという局面に持っていってしまいました。
そこで中村六段は一旦守り駒を逃がして間合いを取り、それから再度攻めに転じます。
最後は双方1分将棋になり、
王様が詰むのか詰まないのかという局面になりましたが、
羽生王座が王手ラッシュを凌ぎきり、中村六段が無念の投了となりました。
1分将棋に入ってからは両者に勝つチャンスがあったようで、
こういうどちらに転んでもおかしくないという勝負を拾ってしまうのが、
王者として君臨する人の不思議なところです。
ニコニコ生放送では解説が飯島栄治七段、聞き手が安食総子女流初段でしたが、
横歩取りと読んだ飯島七段の的確な解説が印象的でした。
残念ながら千日手で指しなおしになってしまったのですが…。
飯島七段は断定的な言い方をするので、
時間に余裕がある中盤戦までは指し手も当たって頼もしかったのですが、
終盤は疲れと考える時間の不足から大迷走して面白かったです。
多分対局者の頭の中も時間がなくてジェットコースターだったでしょう。

個人的には将棋の駒と照明の関係で、
羽生さんが敵陣に打ち込んだ駒が光り輝いて見えていたのが印象的でした。
また、渡辺竜王は、
相手の前では頭をかかえるみたいなわかりやすいことはしないと言っているのですが、
中村六段は盤上没頭といった感じで、
羽生さんが目の前に居ても頭をかかえて考えていたのも、
考え方の違いが出ていてとても楽しめました。

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