棋士はカワイイ!

将棋と棋士の魅力を伝えたい!そんなブログです。 なんか難しそう、古くてださそう、そんな印象を吹っ飛ばす!
指すのではなく観戦ならば簡単で面白い!

米長邦雄

中原永世名人の妙手順

米長邦雄 VS 中原誠 (1995年)


1995年に争われた第44回NHK杯テレビ将棋トーナメント決勝戦、
米長邦雄永世棋聖対中原誠永世名人の対局を、羽生善治四冠が解説する動画です。
前年は加藤一二三九段が7回目の優勝、
翌年は羽生さんが七冠を取ってNHK杯でも3回目の優勝を達成、という時代の将棋です。

加藤一二三著「将棋名人血風録─奇人・変人・超人」より

中原さんに連敗を続けるなかで、気がついたことがあった。
中原さんの将棋は、いってみれば洒落ているのである。洗練されているといってもいい。
「中原さんという人は、そこに魅力を感じて将棋を指しているのではないか?」
私はそう感じたものだ。
つまり、泥臭くない、洒落た手順、
巧みな手順を組み合わせながら勝つことに魅力を感じている─
それが中原さんの特徴だと気づいたのである。


動画でも羽生四冠の解説の局面では、
米長永世棋聖の5二成桂、8八角、2五銀が中原永世名人の王様を取り囲んでいます。
しかしそこから中原永世名人の洒落た手順が炸裂し、
王様を取り囲んでいる3枚の駒をすべて取り払って必勝体勢を築いてしまいました。
こういうエレガントなものを朝のサッカーでも見たかったんですけどね。

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永世名人同士の対局in上州将棋まつり

「永世名人対局」 森内俊之名人 vs 羽生善治二冠 ①


「永世名人対局」 森内俊之名人 vs 羽生善治二冠 ②


「永世名人対局」 森内俊之名人 vs 羽生善治二冠 ③


「永世名人対局」 森内俊之名人 vs 羽生善治二冠 ④


上田初美女王に結婚もじっくりと?なんて聞く米長会長ですが、
翌年の6月に上田女王は及川拓馬五段とご結婚されます。

米長邦雄著 将棋の天才たちより

及川は今年の七月になって、家を出て独立した。
「25歳だから一人で暮らしをする気になった」というが、
及川に恋人がいるらしいという噂もある。この辺りをズバリ聞いてみた。
「そんなことも書くんですか」と驚いていたが、
それがインタビューの骨子というものだ。
数年前から付き合っている彼女がいて、6年越しの恋とか。
「そろそろ決断しようかと思っています」と言ったので、
私はこう先輩からの教訓をたれた。
「将棋と恋とは、よく似ていてな。
いつでも詰ませられると思っていると、そういう訳にもいかないんだよ。
詰ませられるときにキッパリ決めないと、勝ちを逃すケースがままあるからなぁ」
その彼女のどこが気に入り、どこが好きなのかと問うたら
「さっぱりしているところです」とな。
たまにはケンカもするのかと思ったら、一度もないらしい。
幸せとはこういうものなのかと思うほど、彼女の話をするときの及川はうれしそうだった。

これは米長会長知っていたかもしれないですね。

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今の将棋界では珍しい?スーパー遺恨試合

(将棋) 渡辺明×丸山忠久(解説:米長邦雄・千葉涼子) 1/3


渡辺明×丸山忠久(解説:米長邦雄・千葉涼子) 2/3


渡辺明×丸山忠久(解説:米長邦雄・千葉涼子) 3/3


渡辺竜王が質問三羽烏と先輩棋士を酷評した事件があります。
三浦弘行九段が村山慈明六段に、
研究会に出てもいないのに電話で成果だけ聞きだすということをしたことがあり、
それがきっかけで渡辺竜王が三浦九段、深浦九段、丸山九段のことを、
質問三羽烏とNHK将棋講座の観戦記で述べた事件です。
渡辺竜王は
「若手にメールや電話で聞くのはA級棋士としての自覚に欠けると思います。
そういう人たちの将棋は並べる気もおきませんね。
目新しい手を指しても、どうせ誰かに聞いたんだろ、と思ってしまいますので。
こういう人には負けたくないです。」
と先輩棋士をばっさり斬りました。
そこで上の動画ですが、第55回NHK杯の決勝戦、三羽烏の丸山九段との一戦です。
実はここまでに渡辺竜王は、深浦九段と三浦九段を自らの手で直接倒し、
いよいよ最後の一人と決勝戦という大舞台で指すというすごい遺恨試合でした。
解説の米長邦雄会長もそのことは知ってますから、対局後渡辺竜王に
「相手が相手だからこのくらいでいいと思って?」と聞き、渡辺竜王も
「そうですね」なんて答えて天然危険物の千葉涼子女流に突っ込まれています。
丸山九段は顔に出さないタイプなので、そんな二人を前にしてもポーカーフェイスですが、
深浦九段は闘志を剥き出しにするタイプなので、
NHK杯では負けた後の感想戦でも無言だったようです。
三浦九段は繊細なタイプなので、言われた直後に10連敗しています。
丸山九段は名人2期の実力者ですが、
今の研究量は若い頃よりも多いくらいとのことで、
名人をとるには図太さも必要ということなのかもしれません。

千葉女流と森内名人の、天然危険物を代表するようなエピソード
丸山九段について書いた記事

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伝説の5二銀の感想戦

「伝説の5二銀」爆笑感想戦


伝説の一手とも言われる▲5二銀がとびだした第38回NHK杯の、感想戦の動画です。
加藤一二三九段と米長邦雄九段の両大御所が感想戦をぐいぐいひっぱり、
若かりし頃の羽生善治五段も流石にたじたじです。
この対局の2年前の1886年度に羽生さんは40勝14敗の好成績で新人賞と勝率1位賞を受賞し、
実力は皆が認めるところでしたが、
この年は64勝16敗というものすごい成績で、
最多勝利賞、最多対局賞、勝率一位賞、連勝賞の記録4部門を独占し、
自身初となる最優秀棋士賞を受賞しています。
しかし棒銀の大家の加藤九段に、
居玉のまま棒銀をしかける羽生さんの思い切りのよさがすごいです。
公式戦で指したのは初めてとのことですが、強い人相手に試したかったんでしょうかね?

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羽生名人の妙手と丸山棋王の幻の名手

羽生善治 × 丸山忠久 (解説:米長邦雄・千葉涼子) 1/3


羽生善治 × 丸山忠久 (解説:米長邦雄・千葉涼子) 2/3


羽生善治 × 丸山忠久 (解説:米長邦雄・千葉涼子) 3/3


2003年度、第53回NHK将棋トーナメント準決勝、
羽生善治名人対丸山忠久棋王の対局の動画です。
この対局は解説の米長邦雄永世棋聖の名調子もさることながら、
盤上でもタイトルホルダー同士の戦いに相応しい大熱戦になりました。
動画では2番目の25分30秒過ぎに、羽生名人の予想外の手、
▲8六歩という妙手が飛び出し、羽生名人の勝利となりました。
しかし、その後の感想戦で、王様を攻めて来いという▲8六歩に対して、
△4二金という金をタダで捨てる返し技を丸山棋王が発見しました。
その後羽生名人の王様が詰まされる順が並べられ、
▲8六歩を直感は悪手だと言った米長永世棋聖の感覚もすごいです。
でも早指しで金をタダで捨てる手を見つけるのはちょっと無理ですよねえ。
見つけてたら伝説の名手だったかなあ。

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