棋士はカワイイ!

将棋と棋士の魅力を伝えたい!そんなブログです。 なんか難しそう、古くてださそう、そんな印象を吹っ飛ばす!
指すのではなく観戦ならば簡単で面白い!

朝日杯

第8回朝日杯将棋オープン戦、伊藤五段が準決勝進出

森内俊之九段、三浦弘行九段、阿久津主税八段、伊藤真吾五段の間で争われた、
朝日杯将棋オープン戦第4ブロックは、
伊藤五段が阿久津八段と三浦九段を破り準決勝進出を決めました。

ニコニコ生放送では14時から、
解説に戸辺誠六段、聞き手に室田伊緒女流二段で大盤解説会が始まりました。
振り駒の結果と金が4枚出て、
先手となった三浦九段はうんうんうんと3回うなずいていました。
これは研究炸裂か。

戸辺六段「角換わりの将棋の可能性が高いです。
しかしこの二人はお互い序盤の研究が十分だと知っているので、
逆にお互いが意図的に力戦に持ち込むということもします」

注目の序盤は三浦九段が矢倉を選ばず、森内九段が横歩を選ばず、角換わり、
と思ったら森内九段が角道を止めました。
角換わりの流行にノーと言える男。
矢倉模様になりましたが、
先手が▲2五歩を決めているので今の定跡形ではない戦いになりました。
お互い飛車先の歩を切って、なおかつ▲8七歩や△2三歩と謝らずに、
着々と攻撃形を作っていきます。
こういった飛車角桂香を使う軽い形の将棋は三浦九段は得意と戸辺六段。
戸辺六段「この二人なら三浦さんが攻め将棋かなと、森内九段が受けかなと」
森内九段が攻めになる組み合わせってあるんだろうか。
力戦なので序盤からスローペースになりました。
戸辺六段は戸辺攻めと呼ばれる攻め将棋なのですが、
解説でも角を切って派手に攻め込む手順を並べてわかせてくれます。
戸辺六段「昨日中継を見ていたんですけど、見ていても緊張感がありますね」

将棋の棋士は癖などもお互いよく知っているという話題になり、
室田女流「棋士の方は棋士の物まねがうまいですよね」
戸辺六段「昔から真剣に盤を挟んでいるので、
こういうこと言いそうだよねとか話していると自然に出来ちゃうんです」
室田女流「先生も、カメラ戻ってきましたけど」
戸辺六段「無茶ぶりですか?気分が乗ってきたらやります」

宣伝タイム
棋士のLINEスタンプが昨日から発売らしい。

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生放送中に購入するという斬新な宣伝方法の室田新手。LINEの棋士スタンプ100円です。

盤上では三浦九段が横歩、森内九段が矢倉を指しているような、
よくわからない局面になりました。

戸辺六段「今は振り飛車にこだわってやってるので、
あまり居飛車は指さないですけど、居飛車の将棋も並べれば勉強になるので。
でも見るのとやるのじゃ違いません?」
室田女流「新鮮な気持ちで指せます」
戸辺六段「先入観が無いから自由な手が指せるじゃないですか。怖いもの知らずで」
室田女流「この局面の急所というのはどこですか」
戸辺六段「この将棋は先手から手が作れるか、
駒が当たる場所はだいたい8筋なのでそこで戦いが起こせるか」

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プロ同士だったら後手を持ちたいという人の方が多いらしい。
私が後手で指したらすぐに崩壊しそうなんですが…。
戸辺六段「手が分からない時は見たことのある自然な手を指すのがいい」
後手なら矢倉を作ったり端歩を突いたりしてから、
相手の8四歩に何かアクションをするのがいいとのこと。
先手の王様がここならいいんですけどねと美濃囲いを作って、
戸辺六段「何の解説かわからないですけど、トベアイ。
とりあえず振り飛車にして考える」

戸辺六段曰く、
トッププロは分からない局面で、まあこんなもんかと指す手がすごくいい手なんですね。
戸辺六段による渡辺二冠評なのかもしれない。

局面は三浦九段が攻めて森内九段が受ける展開。
しかし森内九段はもう1分将棋になってしまいました。

三浦九段の▲5三歩の垂らしに、
戸辺六段が取っちゃだめなんですよと解説しかかったところで、
森内九段はさっと△同角。
あれ?ということで考え込む三浦九段。
しかし三浦九段は予定通り桂馬で▲4五桂と角銀両取りをかけました。
森内九段はどうするんだろう。
戸辺六段「先手が優勢じゃないとおかしいというか指せるんじゃないかなと思います」
その後も三浦九段が2、3、7筋の歩を突いてあちこちから攻めていきました。

そうしていたら阿久津八段と伊藤五段が退室。
室田女流「隣千日手らしいですね」
戸辺六段「へー、個人的には嬉しいですけど」
そしてすぐに阿久津八段対伊藤五段の対局が再開されました。
朝日杯は休憩がほとんどないんですね。

その後も三浦九段は、
銀を呼び込んだり歩を捨てて形を乱したり、細かい技を駆使して攻めていきます。
戸辺六段「森内九段がちょっと辛いですね。必死に頑張ってるんですけどね。
三浦九段の揺さぶりがうまくて崩されちゃってますね」
早指しは実践的に戦うというのがよく出てくるとのこと。

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なるほど、狙っている手が見えましたとにんまりの戸辺六段。

戸辺六段「いやー三浦さんがすごくうまく指しましたよね。
自陣手付かずでなかなかこういう展開にならないですから」

その後も手数は長くなっても絶対に負けませんという、
手堅い寄せを三浦九段が見せて、
戸辺六段「痛いですねー」
室田女流「さっきからずっと痛いですねーって言ってる」
この将棋はこれに尽きます。
そして三浦九段がどう寄せきるのかという局面でさっと受けの手を指し、
室田女流「ああ、辛い」
戸辺六段「辛すぎます」
指し手を奪って投げなさいという指し方なんですよと戸辺六段。
そしてとうとう森内九段の王様が詰まされ、三浦九段の勝ちになりました。
昨日の羽生三冠の将棋もそうでしたが、
朝日杯くらいの早指しだと、所謂友達を無くす手という決め方が多い印象があります。

終盤の面白いところということで、阿久津八段と伊藤五段の対局も大盤解説に。
解説が開始してすぐに伊藤五段が△9二玉と早逃げ。
伊藤五段は粘りが特徴と戸辺六段。
先手の王様も7七にいて、もう最終盤といったところですが、
局面は先手の阿久津八段がよさそうだけどまだまだわからないと戸辺六段。
しかし阿久津八段が伊藤五段の攻めを手抜いての角成りに、
戸辺六段「大丈夫ですか?これで勝てたら相当強いですけど」
どうやら伊藤五段がうまく指したようで、
阿久津八段の王様が即詰みなんじゃないかとの解説。
戸辺六段「阿久津さんがこういうミスをするのは…。
すごく踏み込む棋風ではありますけど…」
そして伊藤五段が阿久津八段を破り、2回戦進出を決めました。

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これで写真撮られるのはつらい。△9二玉の早逃げがドラマを生みました。

この将棋を初手から解説に。
序盤は伊藤五段の角交換からダイレクト向かい飛車。
阿久津八段はいきなり▲6五角と咎めにいって大乱戦になりました。
千日手の指しなおし局なので、持ち時間が無くなっています。
室田女流「初手から1分だから大変ですね」
戸辺六段「なかなか経験したことないですけどね、気合が大事ですかね」
中盤金桂香と飛車の3枚換えになり、阿久津八段が駒得の分優勢に。
その後も阿久津八段が快調に攻め立てていきます。
戸辺六段「阿久津さんが決めに行って焦ったんですね。なるほどわかりました。
阿久津さんは勝ちになったら一直線で勝ちに行くタイプなんですよ」
不利な伊藤五段は攻めたり守ったり、
相手に読まれないような手を指しているように見えました。
そして伊藤五段の△7二桂に、
室田女流「これに騙されてしまったんですかね」
戸辺六段「騙されましたねこれは」
この桂馬が△6四桂と跳ねた時に、
阿久津八段の王様に詰めろがかかるという罠でした。

19時からの三浦九段と伊藤五段の対局は、伊藤五段の先手になりました。
戸辺六段「伊藤五段が先手ということで、振り飛車は間違いないと思うんですけど、
初手▲7六歩か中飛車を宣言する▲5六歩か。
初手合いですが、二人は研究会をしているという話も聞かないので、
本当に初手合いかもしれません」

伊藤五段の初手は▲5六歩。
先手中飛車になり、後手の三浦九段は居飛車で迎え撃つ構え。

戸辺六段「三浦九段は棋譜を並べてみると、
若い頃は振り飛車穴熊も結構多かったです。
三浦将棋は局面をごちゃごちゃとやって、終盤の切れ味を出すという特徴があります」

開始早々両者意地を張って早くも前例が無い将棋になりました。
戸辺六段が三浦九段は持久戦を選んだと解説したところで、
伊藤五段は▲1八香と上がって穴熊に囲おうとしますが、
それを見た三浦九段が飛車先を突いて急戦の構えを見せて、
伊藤五段はなかなか▲1九玉と潜れません。

室田女流「それでは質問メールに」
戸辺六段「あ、このタイミングでいくんですか」

質問メール
将棋世界で、かりんの将棋上り坂↑というコーナーが始まりました。
※戸辺六段が講師役、伊藤かりん(乃木坂46)さんが生徒役での連載です。
コーナーが始まった経緯を教えてください。
去年から将棋を始めて、今5級くらいで壁に当たっているようなので、
本人もやる気十分なのでお手伝いできたらということで始まりました。
何で自分なのかなと思いましたが、
どうもファンの方を相手に将棋教室を長くやっていた、
ということが考慮されたみたいです。
とりあえず初段が目標です。
当初居飛車党と聞いて、いろいろ準備したんですけど、
最近振り飛車覚えたんですよと言われたので、
じゃあ振り飛車でいきましょうということになりました。

盤上では三浦九段が飛車先の歩を突き捨て、角道も歩を突き出して開けました。
伊藤五段もここを凌げば穴熊に囲う手が残っているので、丁寧に対応していきます。
とうとう穴熊に潜る手が回り、伊藤五段満足な序盤でしょうか。
戸辺六段「これなら先手持ってみたい気がしますね」
戸辺六段は振り飛車党ですが、奨励会3級くらいまでは居飛車党だったそうです。
そこで壁に当たっていたところで、
鈴木大介八段が練習将棋ですごく楽しそうに振り飛車を指しているのを見て、
最初に振り飛車穴熊から入ったらしいです。
奨励会は香落ちの対局が多いので、
王様を固く囲って、ごちゃごちゃした戦いに持っていく指し方を目指したらしい。
戸辺六段「僕が大山先生の将棋を勉強してると言うと、
戸辺君が一番大山先生からかけ離れてるだろうと言われるんですよ」

ここでヒフミンアイになり、
戸辺六段「加藤先生と対局していて、
席を外して戻ってきたら僕の座布団の後ろから鬼の形相で見てるんですよ。
その時はまた外へ歩きに行きましたけど」
室田女流「流石に押しのける勇気は無かったと」
戸辺六段「いやいやいやいやいや。
まさか、ねえ、大先生があんなに楽しい先生だとは思わなかったんですよ。
あ、井山さんはどんな方ですかってコメントがありますけど」
室田女流「スルーしようかと思ったんですけど、普通の方です、ふふふ」
※室田女流のだんな様は囲碁界のスーパースター、井山裕太四冠です。

宣伝コーナー
盤上の詰みと罰という漫画を戸辺六段が監修しているのでよろしくとのこと。

と言っている間に伊藤五段が秒読みに。

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戸辺六段「何か嫌な筋があるのかな?」
三浦九段はじっくり自陣の銀を前線に繰り出す手を見せ、
伊藤五段は1人で千日手をする手待ちに。
戸辺六段によると伊藤五段は千日手を1局で3回やったことがあり、
三浦九段も若い頃は千日手厭わずというタイプだったらしい。
戸辺六段「お互いいい意味でねちっこいというか、
将棋の場合はねちっこいとかしつこいは褒め言葉ですからね。
私も軽くてしつこいと言われたことがあります」
室田女流「ふふふ」
軽くてしつこいは普通の世界だと相当ダメな部類だと思います。
盤上では三浦九段が快調に攻め始めました。

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戸辺六段「伊藤さんは必ずしも苦しいからこういうポーズではなくて…」
ここから伊藤五段は飛車銀交換の勝負手を繰り出しました。
室田女流「形勢の方はいかがですか」
戸辺六段「少し後手の三浦さんがよさそうですが、
先手の方が手数計算がしやすいので、
三浦さんからぴったりしたこの手で勝ちということが無ければ穴熊ペース」

ここで戸辺六段が「私には指せない」という手を伊藤五段が指し、
三浦九段が妥協したような応手。
戸辺六段「おあぁこれいい手だったんだー」
これはどっちが勝っているのか。
その後も伊藤五段は戸辺六段が読んでいない手を連発し、
戸辺六段「ほー↑」「そこですかーんーぎりぎりの…おぁー」
これは準決勝見えてきたか。
しかし最終盤三浦九段は粘りに粘り、
振り飛車党を応援するファンにとっては心臓に悪い展開になりました。
戸辺六段「まだ伊藤さんが優勢ですが、もうミスは許されない局面になってます」
そして長手数の即詰みがあるかもしれないという局面で、
伊藤五段も踏み込んで詰ましにいき、
三浦九段が投了して伊藤五段の準決勝進出が決まりました。
これはかっこいい。

戸辺六段
いやー本当に、何というか興奮しましたね。これぞ振り飛車というか。
中盤には歩の手筋がありましたよね。
三浦さんの方も最善を尽くして頑張ったと思うんですけど、
すごい終盤切れてましたね。

戸辺六段は三浦九段と伊藤五段について、
研究会という話も聞かないから本当に初手合いかもと言っていましたが、
三浦九段と伊藤五段の対談記事を読んだことがあったような、
と思って本を漁ったらありました。
将棋世界の2012年2月号で、伊藤四段(当時)と三浦八段(当時)が対談しています。
それによると伊藤五段が奨励会三段時代に、
三浦九段が声をかけて研究パートナーになった時期があったようです。
伊藤五段がフリークラスから上がった直後ということで、
記事ではずいぶんフランクな三浦九段を見ることが出来ます。

三浦九段
「伊藤君のことは私生活も含めてよく知っていますが、
最近は顔つきが違っていた。
彼女と別れてから、将棋に集中しだしたでしょう」
「でも最近、女性と話す機会が多すぎた。もっと将棋に集中しないと。
私はこれから女性を遠ざけます。伊藤君を見習って」

などなど伊藤五段を困らせています。
気持ちはいつでもウェルカムなんですよと反論する伊藤五段に、
「それじゃまた勝てなくなるよ」とたたみかけたりもしています。
また、伊藤五段は将棋の研究もよくしているし、明るいしということで、
先輩から誘いやすいらしく、
奨励会三段の時は三浦九段以外にも、木村八段、丸山九段、
深浦九段、藤井九段といったトップ棋士と研究会をやっていたようです。
その対談記事には、16連勝で迎えた屋敷九段との対局では勝負にならなかった、
トップ棋士はすべてが違うと伊藤五段が述べていますが、
今日の終盤の勝ちっぷりはかっこよかったですよ。

第8回朝日杯将棋オープン戦、羽生名人が準決勝進出

今日はニコニコ生放送で、朝日杯第3ブロックの中継がありました。
最初に羽生名人対丸山九段の対局を中継し、
次に村山慈明七段対窪田義行六段の解説、
最後にそれぞれの勝者の対局の中継となります。

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今日の羽生さんはバカには見えないモードなのか。
伊藤流で並べるマイペースの窪田六段の盤上を見つめる丸山九段。 
そして真打登場。

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どう見ても寝癖です(14時)

今日の解説は田村康介七段、聞き手は中村桃子女流初段でした。
田村七段はマッハ指しとの異名を誇る早見え早指しの名手で、
しかも今期は19勝6敗の勝率.760と絶好調ですから、解説にも期待がかかります。

振り駒の結果先手丸山九段、後手羽生名人で対局開始とまりました。
羽生名人の選択で角換わりになり、定跡通りにどんどん進んで
田村七段「5秒も考えないですね」
お互いどんどん進めて
田村七段「羽生さんと丸山さんの角換わりで、
研究のぶつかり合いみたいな感じになってますね」

開始8分で53手、もう銀交換から戦いが始まりました。
中村女流「この局面は前例があるんですか?」
田村七段「私は見たことないんですけど多分無いんじゃないですか」
丸山九段の▲2四歩から前例を離れたらしいと聞いて、
田村七段「丸山さんノータイムで突いてましたね」
実際には2手後の▲2八飛で前例を離れたらしい。こっちもノータイムでしたけど。
そして羽生名人が考え込みました。
前例を離れるとぴたっと止まるんですねえ。どんな記憶力してるんだろう。

田村七段「私早いのは好きなんですけど秒読みは苦手で、うるさくて駄目なんですよ。
窪田さんは得意なんじゃないですかね。
羽生さんの場合は何でも勝っちゃうから、
早指しが得意なのかなんなのかよくわかんないですけど」
羽生名人の△2六銀に丸山九段はノータイムで▲4六銀。
田村七段「まだ研究通りって感じなんでしょうね」
そして羽生名人の△3七角に少し考える丸山九段を見て、
田村七段「▲同角の一手で間を入れるのがよくわからない」
結局▲同角からぱたぱた進み、
丸山九段がどう攻めを繋いでいくのかという局面になり、長考に入りました。
田村七段「私の目には先手が困ったように見えるんですけど」
歩の頭に銀を打つ▲5四銀くらいしかないんじゃないかなあ、
との解説で丸山九段も▲5四銀。
こんな手どうやったら見えるようになるんだろう。

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対局風景

田村七段「丸山さんの扇子がばかでかいんです。3倍は最低ありそうです」
※村山七段の前においてある扇子が普通サイズです。 
中村女流「窪田六段の後ろのは」
田村七段「あれは空気清浄機か何かだと思うんですけど」
田村七段はハンカチとタバコくらいらしい。
そして羽生名人はまったく予想できなかった△4七角。守らないんだ。
その後先手が攻めかかる手順を次々解説し、マッハ解説が絶好調でした。
田村七段「ぼんやり打って、やってこいっていうのがいい手なんですねえ」
ここでヒフミンアイに。
田村七段「景色は違うけどとても読みやすくなるとは思えないですけどね」

盤上では丸山九段の攻めが繋がってきましたが、
田村七段は少し後手持ちだが先手玉が固いのでいい勝負とのこと。
そして飛車を取り合って第2ラウンドに入りました。
丸山九段が▲5五飛と馬銀両取りにかけたところでお互いの持ち時間が3分になります。
羽生名人は両取り逃げるべからずとと金を作って攻め合い、
丸山九段は馬を取りました。
田村七段「ここは羽生さんならではのような手がでそうですけどね。
凡人には次の手がわからないです」
しかし羽生名人は平凡に▲3八飛。
田村七段「割と平凡そうな手ですけどこんな手で間に合っちゃうんでしょうか」
しかし攻め合う手順を並べたら間に合っちゃいました。これでいいのか。
丸山九段は攻め合いは勝てないとみて上部脱出の手を指して
田村七段「うわ、粘る手順にいきました」
羽生名人が攻めに行き、
田村七段が金引きは全部読みきるの大変だから▲5五角で両取りじゃないですか、
と言ったところで丸山九段は金引き。
後手はこれをやられたら行くしかないとのこと。
そして解説通りに数手進み、丸山九段が銀を取らずに▲4四桂とする解説にない勝負手。
しかし攻めを繋げる手順がみつからず
田村七段「ちょっと焦っちゃったかなあ」
羽生名人のカウンターが決まって勝勢になりました。
田村七段は詰み手順見つけるのも早く、変化手順の結論を次々と出していきます。
そうしているうちに、隣で悶絶して考えていた窪田六段の対局が終わりました。
田村七段「どうでもいいですけど、
窪田さんに朝日杯で必勝の将棋を逆転されたことがあるんですよ。
必敗から必勝になったんですけど、
そっから窪田流で自陣に金銀べたべた貼られているうちに間違えちゃいました」
対局は羽生名人が安全勝ちの手順を選び、丸山九段の投了とまりました。

田村七段「▲4四桂で差がついちゃったかなあと思いますが、
銀を取る▲5三角成りだったらちょっとわかりませんでした」
丸山九段は結局その4四にいる桂馬を成り捨てて、▲3二桂成△同玉で投了しました。
投了図に残るのが嫌だったのかなあ。

中村女流「次の対局はどんな戦型が予想されますでしょうか」
田村七段「まあ窪田さんは100%飛車を振ると思うので、
四間飛車か中飛車だと思います」

16時45分から、先手村山七段対後手窪田六段の対局の解説に。
後手の窪田六段の角道を止める四間飛車。
窪田六段はどこに振るか分からないが、四間飛車は昔からの得意戦法とのこと。
そして藤井システムのような構えに。
中村女流「村山七段は振り飛車に対してはどういう作戦が多いんでしょうか」
田村七段「基本持久戦タイプですかね」
しかし村山七段は急戦を仕掛けていきました。
そして村山七段の桂跳ねで前例を離れたとのこと。
村山七段は研究家ですからねえ。
村山七段の飛車が成りこんだところで
田村七段「手番は先手だが後手にと金ができているのでほとんど互角」

村山七段の角切りにちょっと棋風ではないかなあと田村七段。
もっと着実にいく方がらしいとのこと。
窪田六段が村山七段の竜の横利きを、
普通は3二歩ととめるところであえて5二桂と止めました。
田村七段「窪田さんは相手の読みを外すのがうまいんでね。らしい手だと思います」
そしていつのまにか村山七段の優勢から混戦になりましたが、
最後は窪田六段が鮮やかに決めました。

田村七段「村山さんがおそらく研究していた局面で、
村山さんがいい局面もあったと思いますが、
5二桂とか窪田さんらしい受けの強さが出て、窪田さんのいいところが出た将棋でした」

質問メール
第56期王位戦挑戦者決定リーグの発表がありました。
リーグ戦に挑む心境を聞かせてください。
田村七段は若手や前期挑戦者の木村八段がいるリーグですが、どう戦いますか。
はいあの、ありましたね。
1回戦が山崎さんだったと思うんですけど。
木村さんが一番やりやすいというかお互い知っていて、
成績は全然悪いですけど何も考えずにできると思うんですけど。
他の人は対戦が少なくて考える要素も無いんですけど、まあ適当で、もちろん頑張ります。

以前中村女流の、
豊川先生のおやじギャグのあしらい方に感銘を受けてメールした者です。
豊川七段がテレビで取り上げられ、おやじギャグがよりいっそう浸透し、
おやじギャグが嫌いな私は肩身の狭い思いをしています。
将棋界でもおやじギャグが浸透していますか。
田村七段「豊川さんは対局中は真面目ですよ。
感想戦ではありますね、気心知れた人だったらあります」
中村女流「連盟でばったりあってもマンモスって元気をもらえる先生です」
ぼやきとかで駄洒落っぽいのは他の棋士もあるらしい。

将棋ファンが作る非公式棋士レーティングで、
田村七段は2014年の上昇トップの棋士でした。
ということは2014年で最も勢いのあった棋士となりますが、
将棋の勉強の仕方など何か変化がありましたか。
まったくないですね本当にないです。
生活スタイルも変わってないですし、うん何でしょうね、たまたまなんですかね。
なんか渡辺さんに偶然勝っちゃったので、
少し丁寧に指そうかなとか思ってるんですけど。
偶然なんですよ、負けるとき10連敗くらいしますよきっと。
あんまりプレッシャーとか感じない将棋なので、
大きい勝負だとより勢い良く指そうとするから、そこで転ぶかもしれないですけど。

19時になり、振り駒の結果窪田六段の先手で対局開始。
窪田六段の駒の並べ方は少数派の伊藤流なことについて
中村女流「ほとんどの棋士は大橋流ですよね」
田村七段「たまにでたらめ並べてくる人もいますけどね。
加藤一二三さんとか並べるのが早くて、
どうやって並べてるのかわかんないんですけど」

そして注目の窪田六段の初手は

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まず上着を脱ぐが正解でした。

戦型は窪田六段が端歩と5筋を突いてのゴキゲン中飛車模様から、
角交換のダイレクト向かい飛車になり、
羽生名人がさっそく△5七角と打ち込んで乱戦になりました。
田村七段「窪田さんが売った喧嘩を買ったような展開になりました」
その後ぱたぱたと大盤を進めて
田村七段「こっちの方が窪田流という気がしますねえ」
窪田六段も同じ手順を選択。
中村女流「窪田六段は早指しは得意なんですか?」
田村七段「窪田さんは結構早指しが得意で、羽生さんは将棋が得意なんですね」

中村女流「先手の王様の囲いはどうなるんですか」
田村七段「窪田さんは王様が2八って感じじゃないんですよねえ、
2八銀くらいですますんじゃないですかね」
中村女流「後手の王様は」
田村七段「後手の囲いもねぇ囲わないんじゃないですか」
囲い方もままならない大乱戦である。
手が広すぎて棋風がよくでるとのこと。

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みなさんはどう指しますか。いろいろ散らかってます。

羽生名人が端歩を突いて
田村七段「一手パスですね。これ窪田流はほぼ間違いなく受けると思います」
しかし考え込む窪田六段に
田村七段「私が突くとすぐ受けてくれるんですけど考えてるから…」
そして窪田六段は▲4五歩と位を取りました。
田村七段「私ならむしろ歩が戻りたいですけどねえ」
そして羽生名人が△5四銀と4五の歩を取りに行って
田村七段「強情な手が来ましたねえ」
この対局の羽生名人は戦闘モードなんだろうか。
しかし窪田六段の取ってこいよという▲5五歩にノータイムで銀を引きました。

アンケートどちらを持ちたいか
先手・窪田六段32.8%、後手・羽生名人44.1%、互角23.1%。
田村七段「相手が羽生さんじゃなかったら先手持ってみたいですね。
自分と自分だったら後手かなあ。でも先手持って指した方が楽しいですよこれ」

手が止まったので質問メールに

明日の聞き手の室田女流が、この放送を見ているとツイートしてました。
藤田女流も見ているそうです。
中村女流から見て室田女流とはどんな方ですか。
明日の質問メールの参考にしたいと思います。
綾ちゃんも見てるんですか、緊張しますね。
お二人ともほんわかキャラですよね。
言うことはずばっと言うタイプかなと思います伊緒ちゃんは。
綾ちゃんはほんわか一色ですね。
伊緒ちゃんはGLAYが大好きなので、
そのネタだとテンションがあがるのではないかと思います。

羽生さんの狙いは△1二香から△1一飛で端からの突破を見せて、
窪田六段に暴れさせようということでした。
窪田六段も羽生名人の玉頭で暴れようという手を指し、
羽生名人は飛車を回る前に△1五歩と突き捨てて△1二香。
窪田六段の攻めを全部手抜きで端を突破するという狙いと解説の田村七段。
しかし窪田六段は田村七段の手順よりもさらに早い攻めを見せて、
△1一飛の隙を与えません。
とうとう羽生名人が持ち駒の金を打ち、玉頭戦がスタートしました。
窪田六段が3、4、5筋の位を取り、羽生名人が1筋から反撃を狙うという展開、
というところで羽生名人が△7五歩と戦場とは離れた歩を突きました。
これがやわらかい手というやつなのか、変調なのか。
田村七段「形勢はわからないですけど、
窪田六段がうまく指してるというか頑張ってると思いますよこれ」

しかし羽生名人が窪田六段の桂馬を金で食いちぎるという手から、
急に羽生名人ペースになりました。
窪田六段は玉の早逃げで粘ろうとしますが、羽生名人は竜を作って迫ります。
そこで窪田六段が持ち駒の角や金を打って粘りに行き、
田村七段「これが窪田流でねえ、手が見えなくなってきちゃうんですよね。
羽生さんはそんなことないと思うんですけど」
中村女流「先生先ほどからすごく手が当たりますね」
田村七段「窪田流は結構ね」
しかし羽生名人も窪田流の粘りに手を焼いているのか、
田村七段がちょっと重たいかなあと表現する攻めになりました。
窪田六段は馬を作って自陣に引き上げて徹底抗戦。
そこで羽生名人は無理に攻めずに、竜を引き上げて窪田六段の攻めを誘いました。
そして羽生名人の玉の早逃げに、
田村七段「うへー手堅い、困りました。指す手ないですね」
そして磐石の体勢を築いてからじっと寄せにいきます。
窪田六段は唸りながら粘りますが、
とうとう刀折れ矢尽きて投了となりました。

田村七段
いやあ見たこともない力戦の将棋になりました。
羽生さんの地下鉄飛車で決まるのかなと思ったら、
窪田さんが玉頭から押し返して行きました。
3六歩から4七銀でもしかしたらと思ったんですが、最後はやっぱり羽生さんですね。

今日は研究家な村山七段と丸山九段に、力戦大好きな窪田六段と羽生名人という、
タイプが真っ二つの将棋で面白かったです。
解説の田村七段はすごい早見えで、早指し棋戦で時間が無い中、
いろいろな変化を並べて無双していました。
個人的には丸山九段が4四の桂馬を盤上がら消してから投了したのが印象的でした。

明日も14時からニコニコ生放送で朝日杯の中継があります。
1回戦が森内俊之九段対三浦弘行九段、阿久津主税八段対伊藤真吾五段で、
それぞれの勝者が19時から対局となります。
解説は戸辺誠六段、聞き手は室田伊緒女流二段です。
戸辺六段は振り飛車党ですが、渡辺二冠との矢倉の解説は名解説でした。
明日は戸辺六段の解説と、
四間飛車を指さない振り飛車党の伊藤五段がどんな将棋を指すのか注目です。

関連リンク
森内名人対羽生三冠の名人戦の矢倉の将棋を、
渡辺三冠(当時)と戸辺六段が解説する動画です。
解説のはずがいつのまにか実戦とは全然違う変化図から、
渡辺三冠と戸辺六段の矢倉研究会みたいになります。

第8回朝日杯将棋オープン戦、渡辺二冠が準決勝進出

今日は第8回朝日杯将棋オープン戦本戦、渡辺明二冠、永瀬拓也六段、
郷田真隆九段、屋敷伸之九段の間でベスト4が争われ、
渡辺二冠が準決勝に進出しました。

ニコニコ生放送では解説が佐々木慎六段、聞き手が熊倉紫野女流初段で、
大盤解説会が放送されました。

佐々木六段「戦型予想ですか?角換わりだと思います。
角換わり解説があまり得意じゃないんですけど…」
佐々木六段は繊細ではなく豪快寄りの振り飛車党なので、今日の解説は大変そうだ。

渡辺二冠対永瀬六段の対局は予想通り角換わりに。
振り駒で上に映っている渡辺二冠が先手になったので、
盤面の映像が普段と違い上が先手になっていて、
大盤はいつも通り後手が上になっているのでのですごい違和感でした。

すごいペースで進む渡辺二冠対永瀬六段。
佐々木六段「多分記録とってる人も大変ですね。これだけ早いと。これ早送りですか?」

熊倉女流「改めて注目ポイントはありますか」
佐々木六段「まあ渡辺郷田戦になるかどうか」
両者勝ちあがればタイトル戦と同じ組み合わせになります。

盤上は角換わり同型から乱戦に。
佐々木六段「これ実践例ありますか?」
永瀬六段が桂取りを手抜いて攻め合う手を指して、
佐々木六段「あ、これ見たことある」
お互いと金を作りましたが、まだ開始10分という猛スピードです。
前例は1局で先手が勝ったらしいですが、
後手の永瀬六段がこの手順を選んでいるので、何か用意があるのかといったところ。

佐々木六段曰く、
渡辺永瀬戦は棋譜並べしたことがないから初手合いじゃないかなあとのこと。
佐々木六段「普通は個性を出したいんですけど、
終盤まで研究しているってことですかね」
そして渡辺二冠が先に新手。永瀬六段はどう指すか。

熊倉女流「次の一手アンケートいきますか?」
佐々木六段「7六桂と4一歩とその他ですか?でも多分その他が正解ですよ?」
熊倉女流「1八角成りとか」
佐々木六段「あ、飛車取るこんなに普通の手を解説してなかった」
次の一手アンケート
7六桂33.3%、4一歩5.6%、1八角成り31.3%、その他29.9%。
すぐに永瀬六段は7六桂。

そして佐々木六段が解説で先手苦しいかなと言っていた手を渡辺二冠は選択。
佐々木六段「あれ、さっき苦しいって言ったのに。僕が間違ってたんですね」
熊倉女流が馬を取らないで桂馬を取る手を示し、
佐々木六段「熊倉さん天才ですね。こんな手が…ん?」
先手が王手角取りにされる手順を並べて、
佐々木六段「あれ?だめじゃん」

アンケートどちらを持って指してみたいですか
佐々木六段「私は後手で、解説でそう言ってるので」
熊倉女流「私はそれじゃ先手で」
先手・渡辺二冠18.1%、後手・永瀬六段69.4%、どちらともいえない12.5%。
永瀬六段がアンケートでは大優勢に。

佐々木六段「これ誰かプロの人コメントで教えてくれないんですかね?」
そしてコメントで出てくる自称プロ達。しかし…
佐々木六段「具体的な手を言ってくれる人が誰もいない…」

asahi21
優勢じゃないかと見られる局面でじっくり水分補給する永瀬六段。
今思えば渡辺二冠の姿勢評価関数が正しかったか。

しかし佐々木六段が先手がいい変化を発見。
佐々木六段「ようやくまともなことを考え付いたような気がする」
熊倉女流「流石ですね先生、本領発揮ですね」

ここでもう1回アンケート
先手・渡辺二冠31.1%、後手・永瀬六段47.7%、どちらともいえない21.1%。
熊倉女流「先生はどちらですか」
佐々木六段「私は3番です」

渡辺二冠はほぼノータイムで佐々木六段が解説した先手がいいという手順に進む。
佐々木六段「本気で考えたら当たりましたね(ドヤ!」
コメントの8五角を解説し、
佐々木六段「これいい手っぽいですね。
多分どっかのプロが8五角と打てって言いましたよ」
ここで熊倉女流が別の手を示しましたが、まさかの手番間違い。
佐々木六段「それ二手指し…」
熊倉女流「絶妙手に見えたんですけどね…」
二歩に妙手ありに続く新たな格言誕生か。

局面は先手がいいと佐々木六段。
金をただで取られるから選ぶわけが無いと思った手順で、
むしろ指せるというのを渡辺二冠が示しました。
佐々木六段「金取らせて王様を固めるというのは流石の手順だったと思います」

永瀬六段は長考後に2二桂とひねった受け。
佐々木六段「ここでは飛車取ってみたいですね。
なんかこうふんづまりみたいになってるから」
※2一と2二の桂馬が3一の王様の退路をふさいでいるという意味。ふんづまり。
そして渡辺二冠も飛車を取り、銀を王手と放り込んで
佐々木六段「渡辺先生は仕事が早いな。詰むのかな。
こういう手順で必死かけて勝ちってことなんでしょう」
ところが渡辺二冠が違う手を指して、
佐々木六段「今日はあんまり日がよくない」
私もテニスでホームランした時とかにこの言い訳を使おうと思います。
ほどなく永瀬六段が投了となりました。

佐々木六段「途中の形勢判断は私間違ってましたね。流石でした」

そして初手からの解説に。
佐々木六段「打った桂馬と金を取られちゃうけど王様が堅くなる、
というのが流石の手順でした」

隣の郷田九段対屋敷九段の対局がまだ終わりそうにないということで一旦休憩に。

質問メール
師匠の高橋先生はニコニコではアニメの話とかをします。
弟子のうち熊倉さんは露骨に引いていると言っていましたが、本当のところはどうですか。
熊倉女流「許せなくは無いですよもちろん」
佐々木六段「引いてるんですか?」
熊倉女流「うーん…昔は引いてましたけど全然許してます。オールオッケーです」
佐々木六段「許してあげてください、師匠を」
これは引いてそうだ。

そして郷田屋敷戦を初手から並べることに。
屋敷九段の主導で矢倉から、すぐに▲2五歩をきめての棒銀に。
屋敷九段はここ1年2年くらいで急激にこの手順を指すようになったらしい。
筋がいいとは言えないので、腕力が無いと指せないと佐々木六段。
屋敷九段は守りのはずの左の銀も攻めに使って大乱戦に。
熊倉女流「形勢はどうなんでしょうか」
佐々木六段「形勢ですか?ぱっと見屋敷九段がやれてると思うんですけど」
飛車取り放置や歩の頭に銀が出る手など華々しい展開の将棋でした。
郷田九段の桂馬のただ捨てに、屋敷九段が同飛成りと飛車を自陣に戻したため、
おだやかな流れになって後手ペースに。
同金じゃまずかったのかなあと佐々木六段。
最後は郷田九段が屋敷九段の王様に殺到して寄せきりました。
感想戦によると郷田九段の桂馬のただ捨てに、
同飛成りではなく同金と取れば先手勝ちだったらしい。
それを聞いた佐々木六段はご満悦。

この結果、次は渡辺二冠対郷田九段の対局になりました。
佐々木六段「普通に考えると角換わりとか矢倉なんですけど、
タイトル戦を戦ってますから、ちょっと外してくると思うんですよ。
渡辺さんが後手ならゴキゲン中飛車じゃないですかね」
※渡辺二冠と郷田九段は3日後に王将戦第2局を戦います。

戦型予想アンケート
角換わり14.3%、矢倉23.5%、渡辺二冠の後手ゴキゲン中飛車33.5%、
横歩取り14.8%、その他13.8%。

振り駒で渡辺二冠の先手に。
郷田九段は対局前に脇息を変える。脇息の格調が低かったか。

佐々木六段「角換わりか矢倉かな」
熊倉女流「矢倉押しです」
対局が始まり、郷田九段が角換わりを選択。流行ってすごい。

佐々木六段「この二人はちょうどタイトル戦の真っ最中なので、
ここを勝って弾みをつけたいんじゃないでしょうか」
先手の飛車が4八にまわる流行の戦型に。
佐々木六段「僕角換わりは人生で3回くらいしかやったことないです」

端から攻める手順を解説する佐々木六段
「これは金と桂香の2枚換えですけど、
守りの金を剥がしたことが大きい…かもしれない」
前例を並べて、この局面はちょっと先手持ちと佐々木六段が言った瞬間に、
渡辺二冠は前例と違う新手を指しました。
それに対して佐々木六段は3つくらい候補手を挙げましたが、郷田九段は違う手を指し、
佐々木六段「まったく当たんなかったですね。
こんだけ言って当たんないというのもすごいですね。
何でこの手わかんなかったんだろう」
そして…
佐々木六段「コメントでいい手流れてこないかな。
結構ここのコメント当てにしてるんですけどね」
熊倉女流の候補手を渡辺二冠が指して、
佐々木六段「流石ですね熊倉流ですね。天才です。渡辺クラスですよ」
振り飛車党なので角換わりの解説に苦労する佐々木六段
「定跡に詳しい誰か…プロの方が書いてくれると嬉しいんですけど」
コメント頼みである。

アンケートどっちを持ってみたいか
佐々木六段「僕は結構受けるのが好きだから郷田九段を持ってみたいんですけどね」
熊倉女流「じゃあ私は先手で」
先手・渡辺二冠40.0%、後手・郷田九段38.9%、どちらともいえない21.0%。
佐々木六段「お、激戦ですね」

郷田九段が歩を垂らす。
佐々木六段「と金を作られると攻めにくくなるんですね。
なのでこういう時に攻める技術がある人じゃないと、角換わりは指せないんです。
なので私は苦手です」
それに対し渡辺二冠は自陣角を打ちました。これがいい手だったようで郷田九段長考に。
解説によると受けてもどうも攻めが決まっているようだということで、
郷田九段も端から攻めあいに行きました。

というところで大盤解説がまさかの休憩に。機材調整?

休憩明けではいつの間にか郷田九段の王様が金銀4枚で守られている状態に。
渡辺二冠はそこを避けて端から手をつけて、
桂馬を入手してから金銀の壁を崩しに行きました。

形勢判断アンケート
熊倉女流「先生はどちらを持ちたいですか?」
佐々木六段「言うとだいたい逆なんですよね。
自身が無いほうを言えばいいんですね。じゃあ先手よしで」
熊倉女流「じゃあ私は後手で」
熊倉女流の逆張り定跡か。
先手・渡辺二冠44.6%、後手・郷田九段36.6%、どちらともいえない18.8%。

渡辺二冠が先に秒読みになるという意外な展開になりました。
郷田九段は角を切って来いと渡辺二冠の攻めを催促します。
渡辺王将が細い攻めをつなげるか、催促した郷田九段が受けきるのか、という展開に。
秒に追われて駒を落とす渡辺二冠とか貴重なシーンだ。
と思ったら秒に追われた郷田九段も駒を落として、
熊倉女流「おあああ!」
お互い駒を落とすぎりぎりの終盤戦で、
佐々木六段「私の予想では渡辺先生が結構勝ち、かなあ」
もはや予想である。
しかし終盤は渡辺二冠の攻めが切れませんでした。
飛車と銀と拠点の歩の3枚の攻めなんですけどねえ。
佐々木六段は竜取りにかまわず寄せに行く手順を解説していましたが、
渡辺二冠は竜を逃げて、
「逃げたのは冷静かもしれない。秒読みだから安全策をとってる感じですか」
しかし郷田九段は持ち駒をべたべた貼って粘りにいき、
佐々木六段「結構攻めあぐねているというか、素人目にはそう見える」
※素人目(六段)
さっきより見込みが出てきたのか郷田九段は駒音高く△5五桂。
そして渡辺二冠の金引きにノータイムで△4七歩成り。
何だか急に元気になったように見えてきました。
しかし渡辺二冠は頭を抱えながらも決めに行きます。

佐々木六段「これ絶対4一金ですよ。これ外したらもう…ねえ」
熊倉さんをあきらめますが飛び出すかと思って期待してしまいました。
佐々木六段「5六桂馬これも絶対当たりますよ。他の手を指したらちょっと。
私が当たると言った以上絶対当たります(ドヤ」
残念ながら?当たってしまいました。
しかし次の手は
佐々木六段「常識的には4五桂だけど…絶対ではない(保険」
渡辺二冠は4五桂でした。倍プッシュ行けばよかったのに。
その後も着実に攻める渡辺二冠を、
今日は安全に行くってことなんですねと言う佐々木六段。
佐々木六段「今日の渡辺さんはこうだと思いますけどね(慎重な手)」
熊倉女流「絶対ですか?」
佐々木六段「絶対…うん…」
渡辺二冠は佐々木六段の解説通りに慎重な手を指しました。
次の手は5三銀成りを予想
佐々木六段「今日はそういう日」
熊倉女流「絶対ですか」
佐々木六段「絶対…絶対じゃないかな。ちょっとここはね、考えたくなりますよ」
そして渡辺二冠は1一竜。
佐々木六段「今回は絶対じゃないって言ったから大丈夫」
ほどなく渡辺二冠の勝ちになりました。

佐々木六段「結構最後は差がつきましたけど、
途中まではどっちがいいか難しい戦いでした」

後手負けの局面にあえて誘導し、研究手順でばっさり斬りにいった永瀬六段、
先に変化して研究手順をかわし、王様を固める好みの展開で勝ちきった渡辺二冠、
序盤から定跡を外して自由に攻めかかる屋敷九段、
堂々と受けて立って桂馬のただ捨てから逆転する郷田九段、
1回戦からそれぞれの棋士の個性が良く出た対局だったと思います。
2回戦も堂々と攻めを呼び込む郷田九段に、細い攻めを見事に繋げる渡辺二冠と、
早指しの方が棋士の特徴や好みがよく出るのかなあと思いました。
また、解説の佐々木六段の選ぶ言葉が妙に俗っぽくて面白かったです。
聞き手の熊倉女流は、先崎学九段が
「女流のタイトルなんで全部持ってしまうのではないかと思うこともあれば、
アマチュア初段ぐらいじゃないかと思うこともある」
と著書で述べていますが、渡辺二冠のちょっとひねったような手を当てる時もあれば、
うっかり王手角取りされたり二手指ししたり、
確かに強いのか弱いのかよくわからないという感じがよくでていました。
個人的には、チャンスがあったら佐々木語録を使おうと思った一日でした。

第8回朝日杯将棋オープン戦、豊島七段が準決勝進出

今日はニコニコ生放送で、初の朝日杯の生中継がありました。
朝日杯は全部の棋士が参加する早指し棋戦で、
持ち時間は40分、使いきると1分将棋となります。
そのため序盤はNHK杯よりもさくさく進行していきました。

ニコニコ生放送では解説が近藤正和六段、
聞き手が藤田綾女流初段で大盤解説会が始まりました。

近藤六段「チェスクロックですとノータイムで早いですね。
これ話しているとどんどん進んで遠い昔のことを解説しているみたいな」
序盤は記録係りがついていけてるのが不思議で仕方ありませんでした。

糸谷竜王対豊島七段は糸谷竜王の先手で角換わり腰掛銀に。
しかし先手の糸谷竜王から同型を避けました。
最近同型の後手に新発見があって同型復活傾向らしい。

糸谷竜王、豊島七段、久保九段、稲葉七段のブロックについて
近藤六段「この4人誰が残っても実力者なんですけど、
注目は新竜王になった糸谷さんじゃないですかね」

先手の糸谷竜王の王様が穴熊に入った瞬間に、後手の豊島七段が先攻していきました。
糸谷竜王は席を外して、戻ってきたら直ぐに指す竜王戦でもおなじみだった不在流。

近藤六段「飛車を引くと歩がピッタリなんでね、普通は桂馬を跳ね…」
ぱしっ(駒を指す音)
藤田女流「あ、飛車を引きました」
近藤六段「これが生放送の恐ろしいところでね」
今度は豊島七段が席を外しました。案外そういうものなのか。

アンケートどちらを持ってみたいか
先手・糸谷竜王26.0%、後手・豊島七段47.7%、どちらとも言えない26.4%。
攻めてるほうが好き?
豊島七段は自身の飛車と相手の穴熊の香車を交換する鬼攻め。
糸谷竜王がそれを誘ったんだけれどもさてさて。

近藤六段「横歩取り、角換わりなんかはもう中盤が短くて、
戦いが始まったらもう優劣がついている場合もありますからね。
将棋の対局はもう興奮してるから、意外と手が進んでしまうんですね。
後からもっとゆっくり指せばよかったなとか反省するんですけれども、
その時は興奮してるから止まらなくなっちゃってね」
藤田女流「糸谷竜王がすごい前傾姿勢に」
近藤六段「気合が乗ってるねえ」

近藤六段「糸谷さんの手が遅いと言うことは豊島さんペースなのかもしれません。
早い時は本当に早いですから」
ここで画面が対局場に切り替わると…
近藤六段「あ、席外してただけだった」
幻惑の不在流。
近藤六段「糸谷さんのように動き回るスタイルでタイトルを取ったのは珍しいと思うね」
そして記録係りまで不在になり、戻ってきて困る糸谷竜王。
asahi2
糸谷竜王(これ指しちゃっていいのかな…。)
 
戻ってきてすぐに指すというペースが乱れたか。
記録係りがチェスクロック持参で戻ってきたので、故障か電池切れではとのこと。

そして開始から1時間くらいの間に4者とも1度は席を外しました。
意外に席を外すものらしいです。

ここで対局場のマイクから「はあ、そっか」のため息。糸谷竜王かなあ。
そして糸谷竜王が席を外しました。

終盤は糸谷竜王勝ちかというところで豊島七段の名手がとびだし、
もう訳が分からない展開に。
今度は豊島七段が王手竜取りを決めて豊島七段の勝ちか、
というところで糸谷竜王も攻防手を放ちます。しかし…
近藤六段「これは豊島さん余裕がでてきましたね。ネクタイのあたりが余裕」
近藤六段のネクタイ評価関数。
最後は糸谷玉に豊島七段が必死をかけて、糸谷竜王の最後の攻撃を交わしきり、
豊島七段の勝ちになりました。

質問メール
将棋の盤や駒を買うときに注意した方がいい事はありますか。
自分の気に入ったものを使うのがいい。
持った時のさわり具合は人の好みによって違う。
駒の大きさによって盤を決めればいい。駒台もセットで売っているのがあれば高さも合う。
足がついている盤は気分がいい。
奨励会は三段になると使う盤が高くなる。
糸谷さんも最近えらくいい盤駒使ってるなと思ってるのでは。
近藤六段は師匠の故原田九段から頂いた物を使っているそうです。

最長何手の詰め将棋を解けましたか。
近藤六段「私はねえ、私の修行時代は伊藤宗看、看寿の詰むや詰まざるやの、
将棋図巧の最後の方の100手以上あるやつ、そうそう117手詰めかなあ。
これをやって一気に強くなった覚えがあります。
当時はパソコンとか情報がなかったから、詰め将棋が修行だったんですね。
私は新潟で、詰め将棋と棋譜並べだけで実戦はほとんどやってなかったんです。
皆さんも是非、解かなくていいんで並べてくれれば、ひとつの芸術ですから。
一週間もずっと考えてそれでも詰むって感覚に入らないのもありました」
藤田女流「私は長くて50数手。ずっと考えて解けないのに、
お風呂入ってるとふっと解けたりする」
将棋図巧と将棋無双は10数手詰めでもすごいらしい。

そして16時くらいから久保九段対稲葉七段の棋譜を大盤で並べることに。
先手の久保九段が角交換四間飛車、の出だしから角道を止める展開でした。
中盤久保九段の飛車と銀桂の二枚替えになり、振り飛車が捌いて悪くなさそうでしたが、
稲葉七段が竜を引いて守り、香車も受けに投入してどうもここから稲葉ペース。
最後は先手の美濃囲いに△3六桂が飛んで来て粘れない形になり、稲葉七段の勝ち。

質問メール
将棋会館の売店は関東と関西で違いはありますか。
書籍とか扇子とかは変わらないと思う。
ただ関西は関西棋士のグッズが多いと思う。
関西棋士のサイン本が置いてあったりとかそういったことじゃないですかね。

三段リーグでの藤井先生との対局で、
藤井先生が王手放置をして負けたという話がありますが、
その時の話やその他ありえないような対局の話をお聞かせください。
お互い藤井三段と近藤三段で、藤井三段が20歳、私が19歳でした。
藤井三段が勝勢で、こちらは苦し紛れに王手したんですけれども、
そしたら読みきったつもりで王手してきたんです。
こっちも興奮してたから、王様を取って駒台の上にばしっと置いて、
隣で対局してた人が驚いていました。
その後藤井三段は連戦連勝して、15勝3敗で昇段しました。
他にありえないような対局というと、私と野月七段との対局で、
詰ませても勝ちそうだし、詰ませなくても勝ちだし、と悩んで詰ましに行ったんですね。
それで王手したら、香合いが絶妙手で逆転されてしまいました。
そういうのが勝又教授のネタになるんですよ。こんちゃん何かないとか聞かれるんです。

本家ごきげん中飛車講座をお願いします。最新型を是非。
確かに全盛期はものすごく指されまして、居飛車党の方まで指してました。
ただ超速銀がでてから指されなくなりました。
3七銀に持久戦なら銀には銀をあわせてじっくり指して、
許さない気分なら3二金から5六歩という、菅井さんがやるような指し方がいいです。
それと超急戦もいろんな変化がでてきています。

2局目が19時で遅いというコメントがありましたが、
千日手や持将棋を考えて19時からの予定になっているらしいです。

そして17:10くらいからまた休憩に。
19時からなら会社勤めの人も見れるかもしれない。

18:45に入室し振り駒開始。豊島七段が先手に。

第2曲は豊島七段対稲葉七段。振り駒で豊島七段の先手になりました。
稲葉七段が横歩ではなく一手損角換わりを選択し、豊島七段は棒銀へ突き進みました。
早指しで一直線に棒銀にいくとかアマチュアの将棋みたいで、
プロがやると迫力があります。
その後稲葉七段が棒銀の進軍を受け止めて、豊島七段が一旦穴熊に入り、
稲葉七段は豊島七段の棒銀を追い払いつつ厚みを作る展開になりました。

どちらをもってみたいか
先手・豊島七段34.6%、後手・稲葉七段31.3%、ニャン34.2%。
ほぼ互角。穴熊対厚みは3%差で穴熊が人気か。

豊島七段の▲3四歩に「ぱっと見▲1六角を狙ってるのかな?」
と言ってすらすら並べる近藤六段。
角を捕獲する手順で、そんなぱっと見があってたまるかと思いました。
稲葉七段は角を助けて辛抱する手順に。
ここで対局室の写真が紹介されました。
asahi4
歴代の永世名人の掛け軸らしい。木村名人、大山名人、中原名人の掛け軸とのこと。

盤上では豊島七段の角と稲葉七段の銀桂香の3枚替えになり、
その後も豊島七段が着々とリードを広げました。
そして聞こえてくる稲葉七段のため息。

ところがため息をつきつつ根性の粘りで、近藤六段が実戦は難解と表現するような混戦に。
稲葉七段「そっかあー、しかし…」
結構ぼやくタイプか。
しかし終盤は豊島七段の穴熊の遠さを生かして形勢を押し戻し、
asahi6
この涼やかな対局姿に。
ほどなく稲葉七段が投了し、豊島七段の勝ちになりました。

ニコニコ生放送での朝日杯は初めてでしたが、NHK杯よりも手の進みが早く、
時間が無くて読みきれない中での勝負術がとても楽しめました。
糸谷竜王が有利と見られていた局面でしっかり返し技を用意していた豊島七段、
竜引きや香打ちの受けで久保九段の攻めを空中分解させた稲葉七段、
最終局もしっかり返し技を用意していた豊島七段に、
「そっかあー」というため息から不利ながらも違う手をひねり出した稲葉七段。
こう見ると豊島七段は結構黒いのかもしれない。

森内竜王名人「優秀な検討陣ですね」

第7回朝日杯決勝 森内竜王名人と豊島七段の意見が合致した解説


2月8日の大雪だった日に行われた第7回朝日杯将棋オープン戦の決勝戦、
渡辺明二冠対羽生善治三冠の対局を、
準決勝で敗れた森内俊之竜王名人と豊島将之七段が解説する動画です。
朝日杯は早指しの棋戦で、準決勝と決勝を同じ日にやるため、
準決勝で敗れた棋士が飛び入りで解説をすることが多いです。
それまで解説していた佐藤康光九段は後手持ちだったのですが、
森内竜王名人と豊島七段は先手持ちということで、
佐藤九段がやっぱり私はおかしいんですかね?と自虐しています。
渡辺二冠は著書「勝負心」の中で、羽生三冠が最も読みが合う、
佐藤九段は説明されても納得できないと書いていますが、
森内竜王名人が「優秀な検討陣ですね」と言うくらい、
森内竜王名人も豊島七段も渡辺二冠と羽生三冠の指す手を当てまくっていますので、
この4人は読み筋が合うということなんでしょう。
両者が解説を終えて退場した後も、佐藤九段は今でも後手を持ってみたいと述べていて、
将棋は論理のゲームなのに不思議です。
将棋はこの後渡辺二冠が三枚換えの駒得で優勢になったと思いきや、
何故か羽生三冠が勝っていました。
三枚換えの順は聞き手の竹部さゆり女流三段が指摘していて、
竹部女流は敗因がこれでしたとなったらどうしようとおどけていましたが、
解説の佐藤九段も聞き手の竹部女流も冴え渡っていましたね。
渡辺二冠は即日ブログを更新しています。

渡辺明ブログ「朝日杯、準決勝、決勝。

結果は準優勝でした。
準決勝は先手番からの猛攻が決まっての勝ち。気分良く決勝戦へ。
決勝戦は持ち時間が短い中でも、なかなかの応酬が続いた将棋でしたが、
終盤で間違えてしまいました。
あちらは中盤以降はほぼノーミスでしたから、その差ですね。

外へ出ると猛吹雪。我々は用意して頂いた車で帰るから良いものの、
お客さんは大丈夫だったんでしょうか・・・。
来場して下さった熱心な将棋ファンへの感謝の気持ちは忘れずにいたいです。


渡辺二冠は9月に書籍『渡辺明さんに聞く、盤上のこと、盤外のこと』(仮題)
の刊行を予定されているということで、質問を募集しているそうです。
皆様是非ご応募ください。

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