福崎文吾名誉前王座の神解説
2005年におこなわれた第63期名人戦第2局を、
正立会人の福崎文吾九段と副立会人の井上慶太九段が解説する動画です。
この前に藤井九段が解説したということもあって、
福崎九段が完全に笑いを取りにいっています。
井上九段も関西人ですが、突っ込みきれずにたじたじです。
福崎九段は十段と王座のタイトルを獲得したタイトル2期の強豪で、
相手の意表をつく指し手から妖刀の異名を持っています。
若い頃は近寄りがたい雰囲気だったと言われていますが、
何があって漫才解説をするようになったんでしょうかね。
将棋は森内名人に金をタダで押し付ける変わりに相手の攻めを遅らせるという妙手が出て、
森内名人が勝ちました。
このとき森内名人は対羽生戦8連敗中だったのですが、
この妙手で勢いに乗った森内名人が防衛を果たし、
翌年、翌々年も名人位を防衛して十八世名人の資格を得ました。