羽生善治棋聖に豊島将之七段が挑戦する第86期棋聖戦五番勝負第3局は、
後手番の羽生棋聖が勝利してタイトル防衛に王手をかけました。

ニコニコ生放送では9時から、解説に飯島栄治七段、
聞き手に竹部さゆり女流三段で大盤解説会が始まりました。

kisei3-1
竹部女流「先生戦型予想などいかがでしょうか」
飯島七段「難しいんですけど羽生棋聖後手番ですから、
横歩取りもあるのかなと思ってますね、最近後手が盛り返している戦型なので。
1勝1敗ですからね、この1局が大きいんですけど、
決着局ではないのでそれは安心ですけど、しかも後手番で勝ってるんですよねどっちも」

豊島七段の注目の初手は▲7六歩。
飯島七段「▲7六歩は予想の手で、豊島七段は相掛かりは少ないですよね。
羽生棋聖の2手目に注目ですね」

羽生棋聖△8四歩。
飯島七段「あ、横歩取りじゃないわ、いきなり外れました、角換わりですねこれ」

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おはようございます。
飯島七段「竹部さん気合入ってますね。声も違うし。
僕2日酔いなんで竹部さんが映るように」

豊島七段は矢倉を目指す▲6八銀。
竹部女流「あ、先生来ましたよこれ」
飯島七段「一番最悪のを引いちゃったっていう。
まあ矢倉は僕矢倉の方が良かったですね解説なら。
矢倉じゃなかったら私何しに来たんだって感じですよね」

リレー質問
松尾七段(※現八段)から飯島七段へ
引き角君グッズの売り上げはどうですか。
印税率など具体的な数字を教えてください。
竹部女流「朝からですか」
飯島七段「朝からお金の話でいいんですか、あれ?
見たときは売り上げの話だけだったような。まあ答える前に」

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早速持ってきた引き角君を貼ってみる。
飯島七段「引き角君マグネット200円」
竹部女流「はいはい分かりました局面が動いたので」
大盤を動かして
竹部女流「印税率?とのことですが」
飯島七段「作ったのは70円80円くらいかな、やめましょうこれ」
竹部女流「対局料が50だとしたら引き角君の収入は?」
飯島七段「それ僕の年収が分かっちゃうじゃないですか。
作ったきっかけは、いろんな角度で将棋を楽しんでもらえるかなっていう。
将棋って見た目が難しいじゃないですか。なのでゆるい感じで…。
竹部さんもあるじゃないですかあれ」
竹部女流「メカ女子バッチありますけど、
メカ女子将棋部をみんなに知ってもらおうと言う。
コンピュータ将棋は男性が多いので、
女性の方にもコンピュータ将棋面白いなと思って欲しいな、
と言うようなことを聞いています」
飯島七段「今多いじゃないですか棋士のグッズ。豊川先生もTシャツありますから。
だから全然珍しい事じゃないです。作って2年くらいかな?
売れ行きはそこそこです」

藤田女流から竹部女流へ
よくニコニコ動画を見られているそうですが、お勧めの動画はありますか。
竹部女流「いろいろな動画準備したんですけど、
朝運営さんに言われて、いろいろ言えません」
運営コメントで「お察し願います」
飯島七段「何かタイトル戦の動画も見てるんでしょ?」
竹部女流「それもグレーゾーンで。綾ちゃんからもね、すごい先制パンチをもらって」
飯島七段「松尾さんもパンチをね。
松尾さん結構ね、こんな感じで毒づくことがあるんですよ。
結構ああいう感じで毒を吐くんです。固まっちゃうこと多いんですけど」
竹部女流「朝ですからねえもうちょっとさわやかなね」
飯島七段「夜ならねえ。朝起きて動画つけてお金の話してるとねえ」

前局の話になり、
飯島七段「2局目はね、羽生棋聖が勝ちやすい局面になってるんですよね。
そこからねじ伏せたって言うのがでかいんですよねやっぱり。
1勝1敗と0勝2敗で負けたら終わりというのは違いますから」
竹部女流「決着局の時は符号以外は言うなと指令がありましたからね私。
今日はせいぜいオレンジくらいの危険度で」
飯島七段「かなり危険なんじゃないですかオレンジは。黄色くらいでお願いします」
竹部女流「いいですよアンケートで符号以外言わないでくださいってなったらそれで」
飯島七段「竹部さん今日衣装すごいですね。今日のコンセプトは」
竹部女流「家にあったのを着て、赤のリボンじゃないリボンだったんですけど、
出掛けに赤いリボンにしようかなと」
コメントで乃木坂みたいとか流れて
竹部女流「ありがとうございます。駒桜バッチもつけてます」
コメントでいくらするのと流れて
竹部女流「ユーザーの中に松尾先生いるんじゃないですか?
最近女流棋士で対局に相応しい洋服でって流れてきたんですけど、
これ私に言われてるのかな?とか。謎です」
飯島七段「対局に相応しくない洋服って何ですかね?」
竹部女流「一説ではジーパンとか。あれはいいんですかねカツラは」
飯島七段「僕の相方だってひどいじゃないですか。あれはいいと思います。
あんまり変なカツラだとね、相手は多分怒り心頭で、桂馬で攻めてやるみたいな」

豊島七段は飛車先不突きではなく早めに突く趣向になりました。
後手からの急戦を牽制している意味があると飯島七段。

飯島七段「豊島七段はじっくり組み合う矢倉にしましょうと問いかけてるんですね。
それに羽生棋聖はどう返答するかという」
その後竹部女流がどんどん変化を並べて飯島七段が暴走を抑える展開に。
豊島七段は早囲いの順を見せて、
すんなり組まれると後手が損だから羽生棋聖が動いていくんだろう、
と飯島七段が言ったところで羽生棋聖はじっと△5二金。
飯島七段「あれ?矢倉も結構情勢が変わってきたんだなあ。
最近の将棋界の情勢は矢倉が減って角換わりが増えてるんです。
矢倉は後手の対策が進んで角換わりに流れているんですけど、
棋聖戦は矢倉でしたっけ?第1局は角換わり?
そっかお二人の車将棋も矢倉でしたよね。お二人の将棋は矢倉になりやすいんだ。
(コメントを見て)あれ?棋聖戦の1局目は矢倉?車将棋は角換わり?あれ?」

質問メール
最近のプロの将棋は先手から見ると角換わりがかなり勝率がよくて、
矢倉が苦戦していると思います。
そんな中であえて矢倉を選ぶのはどういう意図があるのでしょうか。
メールの方相当強い方だと思います。
本当その通りで、3連続矢倉だとお互いの気があってるのかな、かなり珍しいと思います。
角換わりは2、3年前からかなり増えてきたのかな。
矢倉が増えると言う状況じゃないですね。謎です。

木村八段の好きなところを教えてください。
飯島七段「木村先生も結構お酒飲むんですよ。
木村先生の方がお酒強いんじゃないですか?」
竹部女流「尊敬するところは酒が強い?」
飯島七段「いやそういうわけじゃないですけど、やっぱり人柄とか、
僕は将棋を教わった奨励会からの弟子みたいなものですからね」
竹部女流「お酒が強い意外の人柄が伝わってこない…」
飯島七段「竹部さんは木村先生とお仕事された時どうですか」
竹部女流「ニコニコでもありますけど、その時もお酒をくださいって。
何でもいいんで何でもくださいとか。
まあそれはいいんです木村先生の好きなところですから飯島先生が」
飯島七段「やわらかい人柄の中で、
将棋盤に向かうとすごい視線でギャップがすごいじゃないですか。
木村さんは解説と盤上ですごいギャップがあると思います。
対局のときは鬼の形相でね、素晴らしい先生だと思います」
竹部女流「木村先生のこういうところを見て欲しい」
飯島七段「うーん…受けが真似できないですね。
それだけはやっちゃいけないような受けをするんですけど、
3、4手進むと攻めが寂しくなってるんですよ相手の。
僕はびびっちゃって安全を取るんですけど、王様で受けるとか怖いじゃないですか。
竹部さんはどうなんですか?将棋は攻め将棋ですよね?」
竹部女流「どちらかというと攻めですね」
飯島七段「尊敬されてる方は?攻めだと塚田先生とか?」
竹部女流「塚田先生は最近の将棋だとそんなに攻めじゃないような印象があります。
野月先生なんかは攻めっていう印象がありますけど。
戸辺先生は大破してるような、
大振りに行くんですけどすっころんでさくっと刺されるとか。
あれ、褒めてないですねこれ」
飯島七段「まあダイナミックな将棋で飛車角が飛び交うと面白いですよね」

飯島先生の横歩取り超急戦のすべてを購入して研究しています。
早速ネット将棋で△4五角を試したところ、相手の方は結構定跡を覚えていて、
(ここから符号がずらずら並ぶ)
本の宣伝もかねて後手優勢になる変化を教えてください。
飯島七段「これ分かってるの僕だけですよ多分」
竹部女流「私もちょっと分かりません。囲碁将棋チャンネルでやってるんですよね」
飯島七段「やってます。後言っちゃっていいのかな。
今書いてるんですよ本。横歩取り2冊目秋に出る予定です」
竹部女流「原稿落としたら秋に出ないんですよね」
飯島七段「将棋世界で連載していたやつを本にしてるんですよ。
1冊目は半分だけなので、2冊目がもう半分になります。
これ質問した人強い方ですよ。四段五段あるんじゃないですか?」
竹部女流「四段腹って書いてあります」
飯島七段「四段でしょ僕結構認定するの得意なんです。
竹部さんへの質問はありますか?僕読みますよ」

私は最近風邪を引いてしまいずるずる長引いていますが、
先生方は体調管理をばっちりされていると思います。
対局前に気をつけていること、健康法などを教えてください。
新しい棋戦も始まり、初心者将棋ファンもとても嬉しいです。
竹部女流「まずは飯島先生から、二日酔いしてこちらにくるという」
飯島七段「普通に見えます?大丈夫ですか?」
竹部女流「大丈夫です」
飯島七段「手は見えますから(キリッ。
体調管理はまったくやってないですよ。一応マッサージしてるかな?
足が悪くなるじゃないですか正座でずっとしてると。竹部さんは?」
竹部女流「今日仕込んできたんで、
沖縄物産展のノニジュースというのを持ってきました。
先日仙台に仕事で行ってお土産をと思ったんですけど、
東京で買えばいいかーということで」

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竹部女流「どなたか飲んでみませんか?」
ということで連盟のスタッフが犠牲に。匂いだけで咳き込んでました。
スタッフ「げほ!ごほ!すーはーすーはー。味噌とチーズを混ぜて腐ったような味です」
竹部女流「おいしそうですね↑じゃあ私も飲みますよ」

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ぐいっ!
竹部女流「うわお。それじゃ野菜ジュースもあるので飯島先生に」
飯島七段「あ、そうか。あ、混ぜたらうまくなりました。なるほど。
これノニジュースだけ飲んだら大変な事になりますよ。
連盟スタッフさんが演技してるのかと思ったら、全然演技じゃないんですね」
竹部女流「泣きそうな顔されてましたよね」
飯島七段「飲んだ瞬間にデットボール当たったような顔になってましたよね。
さっきの腐ったという表現?食レポうまいなと思いました。
午前中この調子だと1日大丈夫なんですかね?まだ1時間たってないですよ?
僕目覚めましたよ。全然大丈夫です」

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飯島七段「解説も調子でてきました」
竹部女流「いいことしたんですね私」
飯島七段「結果オーライってありますよね」
竹部女流「背中に殺気を感じませんか?」
飯島七段「感じます」

羽生棋聖も△7三銀とかだと急戦策が確定してしまい先手に対応されるが、
△4四歩でも持久戦になるので早囲いをされてしまいそうなので、
後手の指し手が難しいとのこと。
といったところで一旦休憩に。
休憩中に豊島七段は▲6八玉~▲7八玉と早囲いに組みましたが、
そこから脇システムに進んで手得がなくなりました。

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ヒフミンアイ。先後同型である。
しかし羽生棋聖と豊島七段は駒の置き方が一緒だった事が判明。
竹部女流「棋士の方は瞬時に急所のところが見えると思うんですけど、
何で見えるんですか?」
飯島七段「無意識で出てくるんですけどねえ。でも竹部さんも出てきますよね」
竹部女流「私は急所というよりは指したい手がでてくるという感じです」
飯島七段「僕もですよ。指してみたい手が瞬時に出てという感じですよ」

飯島先生は小学生で準名人をとられていますが、
決勝の棋譜などは今でも覚えていられますか。
また、全国放送などで反響も大きかったと思いますが、
同級生の女子からキャーキャー言われたりしましたか。
飯島七段「64手で負けましたよ。清水上徹さんと、何年前かな、24年前。
今でも覚えてますよ。いじめでしたよ64手。
記録用紙半分も埋まってないですから。
あれで奮起して勉強したんでよかったんですけどね、
勉強しなくても僕天才だからとか思っちゃうとだめだから。
僕竹部さんと小学生とかで当たった棋譜とかも、流れだけなら覚えてますよ。
あれもひどかったですね。
大山先生は勝った将棋しか覚えてないとか聞きますけど、
だから僕はダメな方なのかな。負けた将棋はあまり覚えてない方がいいんですよきっと。
勝った将棋のイメージを残して次を勝つみたいな」
竹部女流「同級生の女子からキャーキャーとか」
飯島七段「何もなかったです。でも放映日あるじゃないですか。
放映日の次の月曜日に朝礼で、
校長先生が『この中に成し遂げた人がいます。それは6年何組の飯島栄治君です』
とか言われて、お前何やったんだよとか言われたんですけど。
それで給食の時に僕が負けた将棋放送されちゃったんですよ。
当時結構ね、山崎八段がでていて勝ったんですよね。6年生と4年生だったのかな。
結構レベルが高かったんですね。まあ運がよかったんです。
それでとんとん拍子にうちの師匠に弟子入りになって。
それから奨励会8年半かかりましたけど」
竹部女流「女子からキャーキャーはなかったけど、
校長先生がキャーキャーしてたということで」

竹部先生の辛口のやり取りを心待ちにしていました。
某ツイッターにて女流棋士総会の際にどなたか後ろの席を…
というツイートを見たのですが、ずばり遅刻されたのでしょうか。
その時の総会の様子なども踏まえて辛口なコメントをお願いします。
飯島七段「遅刻したんですか?」
竹部女流「しました。
彩乃ちゃんが席をとってくださって、こっそり入っていったんですけど、
でも後ろの人は気がついたと思います。
でも、言い訳がましいんですけど、
その日左の親指の足を怪我してまして、思ったより走れなかったんですよ。
普段の道のりが30分以上かかっちゃいまして。
永田町の乗換えとかもばばっといくので、走れないと結構ロスしますからね。
太ったら走れないので」
飯島七段「竹部さんが気にされたら僕なんかどうなるんですか。
僕実は四段の時に今から10キロやせてたんです。
昨日とかの要因もあるんでしょうけど、ビフォーアフターみたいになってますよ、
昔の写真とか全然違いますよ。」
竹部女流「コメントで木村先生も飲んでるけど細いじゃんって」
飯島七段「木村先生は走ってるんですよ。
将棋をうちで指すんですけど、走って帰るんですよ。
距離も近いとはいっても6キロくらいあるんです。そこが木村先生の凄さですかね。
僕もやってるんですよツイッター。本名でやってるんで。
竹部さん結構危険な質問ばかりだから、遅刻とか。もうちょっとないんですか?」

盤上では脇システムから後手が角を引き上げて角交換を避ける形になりました。
脇システムの新しいヴァージョンと飯島七段。
角を引いたので先手からどのように攻めるのか、
お互いが理想形を作ってから駒がぶつかる事になるとのこと。

アンケートどちらを持ってみたいか
先手:豊島七段24.5%、後手:羽生棋聖31.5%、何とも(ニャンとも)言えない43.9%。
飯島七段「羽生棋聖というのと角を引いたインパクトが強いんですかね?
これ確かに後手は攻め合いが持てますよね。
今日メールもそうなんですけど強い人が多いんじゃないですか?」

アンケートみなさんの棋力は?
プロ・奨励会員5.8%、プロ級1.8%、高段者1.9%、有段者13.8%、
上級者8.5%、級位者25.9%、入門・初心者38.8%、ルールを知らない3.4%。
竹部女流「今日奨励会は例会なので奨励会員はいないはずなんです」
飯島七段「僕ゴルフやってるんですけど、プロの方と回ったときにすごい惨めでした。
普段僕がやってたのはゴルフじゃないみたいな。
プロのスイングって速くて見えないんですよ。
それなのに飯島さんこうスイングしてくださいとか言われて見えないじゃないかと。
その時に僕は将棋は優しく教えようと思いました」

ここで飯島七段の扇子や駒のコレクションの写真に。
積極的に値段を聞きにいく竹部女流。

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佐藤康光九段の字らしい。

kisei3-9
これが箱。

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カラスの声が聞こえてくる対局室。まったり風味。

アンケート持っている駒
盛り上げ駒5.6%、彫り埋め駒5.2%、彫り駒26.7%、プラ駒30.7%、持ってない31.8%。
竹部女流「先生は1ですか?」
飯島七段「僕全部持ってます」
竹部女流「あ、書き駒ってのもありましたね」
持っている人が多すぎるような。
盛り上げ駒の美しさを感じて欲しいと飯島七段。安くて10万らしい。

質問メール
矢倉は入玉含みになりやすいので苦手です。
そこで入玉になりにくい戦型を教えてください。
振り飛車党になるのがいいと思いますね。
それで相手が振ってきたら居飛車で対抗形にすると。

羽生棋聖は長い歴史を誇る将棋連盟でも、最強レベルの大棋士だと思いますが、
盤を挟んでオーラみたいなものを感じることがありますか。
飯島七段「僕は1勝4敗かな?1勝3敗か?
びっくりしません?50センチ前に羽生さんが座ってるんですよ?
誰でもちょっとすくみますよね。
ネット対局ならいいですけど盤を挟みますから。竹部さんはどうなんですか?
自分の尊敬している先生が盤を挟んでいたら勝つ気します?」
竹部女流「もううきうきしちゃう感じですかね」
飯島七段「記念対局みたいなパターンですね」
竹部女流「米長先生とか中原先生に教えてもらったときに、
中原流を盗むぞくらいの気持ちで練習させていただいて、
米長先生だったら米長玉見れるかなとか」
飯島七段「僕だったら写メ撮ってツイートしますよ。
それと相手尊敬したら勝てませんよ。それは羽生さんと4戦して思いました。
尊敬だと対決心が無いじゃないですか、融和じゃないですか。
僕は羽生七冠とかの残像が残ってるから、全然消し去って、
ただ盤の向こうに石が座ってるんだと思って」
竹部女流「あまり気にしてはいけないということですね。
オーラをあってもオーラを見ないと」
飯島七段「でもオーラすごいっすよやっぱり」

飯島さんは引き角君の宣伝はよくしてるけど、引き角は全然指されないよねと、
多くの棋士が言ってます。反論をお願いします。
飯島七段「戦法はあまりよくないと思いますよ。
でも対振り飛車で美野囲いやってくる人には面白いと思います。
僕がやらないのは振り飛車党と当たらないんですよ」
竹部女流「確かに飯島栄治で棋譜検索かけてもね」
飯島七段「将棋って最初に角道を開けないといけない、
みたいな先入観ってあるじゃないですか。うちの子供も5歳で教えてるんですけど」
竹部女流「あ、ちょうどいい質問ありました」

先日飯島先生のツイッターで、
先生のお子様がどうぶつ将棋大会で連勝したとありましたが、
どうぶつ将棋だけではなく将棋も教えているのでしょうか。
飯島七段「あの、将棋も教えてます。今日朝起きて3手詰め解かせました。
ちょっといいですか?これ感動的な話かもしれないんで」

kisei3-11
江戸時代の有名な詰め将棋
飯島七段「うちの子供に盤面置いて僕トイレ行ってたんですよ。
戻ってきたら解けたよーって示したんですよ。
それで▲5二角成だったんですよ。感動しません?」
竹部女流は初めて解いた時は、
角じゃなくて歩が持ち駒だったとかならすぐに分かるのに意地悪な人がいるんだな、
という感想だったらしい。無理やり詰め将棋解かされてたんだろうか。
飯島七段「最初僕解いたのが小学1年とかなのかな?
▲4二銀打とか▲5二銀打とか考えてたんですよ。
攻めイコールどんどん打ってくみたいな。
これを発見した瞬間に押したり引いたりを発見したみたいな。
うちの子供も最初そんな感じでうるっと来たんですけど、
これをやったら駒を捨てる問題もできるようになって、次のエリアに行ったかなと。
竹部さんはこれいつぐらいに解きました?」
竹部女流「私はこれはでも早かったですね。
もっと難解な詰め将棋があって大内先生の詰め将棋だったんですけど」

kisei3-12
竹部女流「私詰め将棋初めて解いたのがこれだったんですよ」
飯島七段「やべえちょっと解けないんですけど、あー分かった分かった」
竹部女流「私初めて出された問題がこれだったんですよ」
飯島七段「超エリートじゃないですか。何歳で解いたんですかこれ?」
竹部女流「3年生4年生くらいですかね。30分とかかかって。
これで詰め将棋嫌になりました。」
▲1四馬△同玉▲2四銀成が答え。
竹部女流「次に原田先生の問題を解いたらすごい優しくて、
原田先生とか二上先生とか大好きです。
浦野先生は震災があってから毎年50冊ほど東北の方に寄付しているそうです」
飯島七段は子供には角道を初手で突かせてるらしい。引き角君どこ行った。

プロ棋士の先生は振り飛車党なのに相居飛車の将棋を解説されたりしますが、
担当外の戦型も勉強されているのでしょうか。
飯島七段「昔は指してましたよ。10年くらい前まではずっと矢倉しか指してなくて。
角換わりも指してましたけど、そんなに指し方が新しくなってないから。
矢倉は局数が多くて革命的な部分は出尽くした部分もあるので」
竹部女流「金山がないみたいな」
飯島七段「相掛かりとかは金山が多いと思いますよ」
竹部女流「矢倉の将棋も並べているので大丈夫ということですね」
飯島七段「手が見えるかというと、感覚とかが横歩とは全然違うじゃないですか」

最近禁煙とダイエットを始めました。
お二人は健康のためにしていることはありますか。
竹部女流「あ、これはノニジュース」
飯島七段「いやいやいや。竹部さんはノニだけですか?」
竹部女流「ストレッチですかね。専門の方にもやってもらって」
飯島七段「僕も年男なんで気をつけないとね」

そして視聴者から絵が届きました。

kisei3-13
竹部女流「これですよ雑味の無い飯島先生。
あ!パトレイバーですねこれ!ありがとうございます。
実は女流棋士コラムを書いたんですけど、パトレイバーをばーっと書いて、
最後の3行だけこれからも頑張りますみたいな事書いたんですよ」
飯島七段「竹部さんそういうの多いですよね。
だから他のコラムより特徴があって面白いという。
今日決定局じゃなくてよかったです。今日決まるとなるとね、今の話できないし」

飯島先生昨年発売された横歩取り超急戦の本を購入しました。
しかし勉強していくうちに、先手を持って倒してみたいという気持ちが出てきて、
今では先手でも横歩取りを指せるようになりました。
竹部女流「このステマすごいですね。
あ、ステマとか言っちゃいけない、飯島先生のファンすごいですね」
飯島七段「かなり一発勝負に向いてるんですよ。
いきなり横歩で△4五角戦法とか困るじゃないですか。
竹部さんもやりますよね横歩取り」
竹部女流「相手が受けてくれないです」
飯島七段「ダイナミックさは一番でそこが魅力だと思います。
本は9月くらいになりますけど、相横歩取りも書いてあります。是非」

先日某プロ七段に指導対局を受けましたが、
アマ初段あるかないかと言われました。
私は将棋倶楽部24で五段くらい(最高で六段)で指していますが、
プロでもかけ離れていると判断しにくいのでしょうか。
飯島七段「某七段って私の事じゃないですよね?
将棋の段位ってインターネットとかだと棋力が微妙に変わりますよね。
例えば将棋ウォーズだと下から昇っていかないといけないですから、
僕がやると二段の僕と当たると運が悪いんですよ。
ただ道場とかだとそういうことが無いんですよ」
竹部女流「私は五段の方を初段と言うのはにわかには信じがたいんですけど」
飯島七段「ちょっとポカをやったとかだとそうなりますよね。
1局で認定とかは難しいです」

昼食アンケート
みろく庵11.0%、藤本9.9%、ほそじまや5.8%、
陳記7.9%、モスバーガー65.3%。
前回モスバーガーを飯島先生に断られた、
千駄ヶ谷のモスバーガーは緑モスで普通のモスと違う、
と熱弁を振るう竹部女流に押されてアンケートがこの結果に。

kisei3-14
昼食休憩明け。見学する子供たち。
 
kisei3-15
解説が再開されて、派手な順を解説する飯島七段。
羽生棋聖が△3四歩と大人しく打たずに端から攻めかかった順の例。
水面下ではこんな順も考慮に入っているとのこと。
現局面は後手で自分から攻めかかれそうなので、
飯島七段は後手の方を持ちたいとのこと。

kisei3-16
昼食アンケートの答えはモスバーガー

kisei3-17
こっちが竹部女流
竹部女流「どーモスバーガーって感じでした。
モスバーガーはトラウマがありまして、
説教されながら食べてポテトが砂のように感じたことがありまして、
今日は飯島先生と楽しく食べられました」

kisei3-18
竹部女流「カメラマンの悪意を感じる」

詰め将棋の答え合わせの後正解者の中から抽選で飯島七段の色紙をプレゼント。
筆記用具と紙の質が違う色紙を持参してきた飯島七段。
飯島七段「2枚書いていいほうをプレゼントでいいですか?
一発勝負って何か嫌じゃないですか」
飯島七段が書いている途中に
竹部女流「俺の方が上手いという方はいますか?」

kisei3-19
TAKE1

kisei3-20
TAKE2
1枚くださいという竹部女流の声は届かず、2枚ともプレゼントになりました。

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右上にも落款を押すのが飯島流。引き角って書いてある。

ティロフォン木村八段から
木村八段「あーあーあー」
竹部女流「木村先生」
飯島七段「聞こえてますよー」
木村八段「あーあーあー。誰かと思ったら栄ちゃんだよー」
飯島七段「先生どうでしょうか現地の雰囲気とか」
木村八段「どーもこーもってこれからだからねえ。9二の飛車がどうなるかですね」
飯島七段「△3四歩を打ったからおだやかな進行になるのでしょうか」
木村八段「打ちたくない歩を打ったとも言えるしねえ」
飯島七段「現地では検討はされてますか」
木村八段「検討はしてますよ仕事だもん。あんた解説してるの?」
竹部女流「引き角君の宣伝ばかりです」
木村八段「そうなんですよ竹部さん怒ってやってよ。
右上のあれは何?さりげなく宣伝してるんでしょ?」
飯島七段「いえいえ朝松尾さんから引き角君の話を振られまして」
木村八段「松尾君に何か渡して質問してって言ったんでしょ?」
竹部女流「まさかのステマ?」
飯島七段「現地はプロの先生はどんなかたが」
木村八段「副立会いが勝又さんで、中尾さんと佐々木勇気君がきて、
井道さんが聞き手で、香川さんがきて青野先生がきて、私はこれから出るところです。
何か引き角のはんこまで作ってるの?」
飯島七段「いやーそれでもうちょっと戦法をやらないといけないな、
と思っていたところです」
木村八段「戦法やって成績が上がるかが問題だからね。
あ、出た出た話題にすると出ちゃうからやめようやめよう。
竹部さんどうですか栄ちゃんは」
竹部女流「さっき漫画の雑誌を買ってもらいました」
飯島七段「財布持って無いから出してくださいとたかられました」
木村八段「財布持ってかないのは手筋ですからね。
私も今度飯島さんの家に行く時は財布持たないで行こうかな」
飯島七段「先生先ほどマラソンをしてるって話をしたんですけど」
木村八段「どうせ走っているときに死んでしまえとか言ってたんでしょ」
飯島七段「いやいやそうじゃないんですけど、どのくらい走ってるんですか?」
木村八段「6、7キロくらいかな。でも私の話してもしょうがないじゃない。
大丈夫?大盤を見てるとまだ初形だよ?やる気あるの?」
竹部女流「先生これから解説なんですよね」
木村八段「これで温まったからね。竹部さん栄ちゃんを操ってね」
飯島七段「もう終わりですか?対局者の昨日の様子とか教えてください」
木村八段「普通でしたよ。角番とかでもないし普通な状態です。
栄ちゃんはどうだったの?」
竹部女流「二日酔いだったみたいですよ」
木村八段「やる気あるのかな?」
飯島七段「喋る時はその方が」
木村八段「飯島さんはこれから3倍喋るんですね?」
飯島七段「もう3倍喋りました」
木村八段「これどっちかが勝ったらまたバッチ増えるってことですか?
僕今度解説立候補して全部外しちゃおうかな?」
飯島七段「それ外れてたら先生がやったってばればれじゃないですか」
木村八段「それじゃ次解説する人に頼んで外してもらおうかな」
飯島七段「先生もよければ引き角戦法やってください」
木村八段「あれいい戦法ですよ、あれで私も何局か勝たせてもらいました」
飯島七段「そうなんですよ木村先生の名局がありまして」
木村八段「もう褒めないこの話やめよう解説行かないといけないから。
竹部さんもうまく栄ちゃんを操ってください」

飯島七段「不意打ちに会ったような」
竹部女流「でもずいぶん長い時間喋ってましたよね」

といったところで初手から解説に。
解説中に羽生棋聖が端から△9五歩と攻めかかりました。

kisei3-22
▲同歩△同銀▲同香と普通に進めると後手がよくなりそうとのこと。
しかしヒフミンアイで見てみると、
飯島七段「こっちから見ると後手の攻めが細く見えるな…」

アンケートどちらを持って指してみたいか。
先手:豊島七段21.7%、後手:羽生棋聖36.6%、何とも(ニャンとも)言えない41.7%。

何故か竹部女流も色紙を書くことに。
竹部女流「私もちょっと我流でお恥ずかしいです」

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左馬
飯島七段「いつも書いてるんですか?」
竹部女流「最近はあまり書いてないんですけど。
あ、じゃあこれ(飯島七段の色紙)くださいよ。だめ?」

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羽生棋聖の昼食
飯島七段「あげがでかいじゃないですか」

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豊島七段の昼食
竹部女流「うわおー」

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対局場の沼津倶楽部

盤上では後手番の羽生棋聖が積極的に攻めていきました。

そして…おやつだ!

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対局者と同じおやつ。羽生棋聖が左、豊島七段が右。

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机も広くなってティータイムの装い。
豊島七段の方のほうじ茶のプリンはブールミッシュ銀座本店で限定発売中とのこと。
明日から12日までは本店、池袋で販売されるそうです。
竹部女流「また器もおしゃれで備前の」
担当の方「いえそれはプラスチック…」
流石の爆弾っぷりである。

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食べ方に戸惑う飯島七段
飯島七段「お茶入ってますね。甘さが程よくてこれは食べやすいです」
竹部女流「タルトがやわらかいですね。ほうじ茶の香ばしさが凄いです」
飯島七段「口の中にお茶が残って、今まで食べたプリン全然違いますよ」
問われる食レポ力。

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各地のフルーツが入ったゼリー。

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食レポ対決
竹部女流「さくさくとした食感の中に、
でもぱさぱさとした口の中が乾くというのがありませんね」
飯島七段「甘さ控えてるんで食べやすいです。いっぱい食べられます確かに。
すごく感触が、もちもち感もあって」
竹部女流「私は甘さ控えなくていいと思ってるんでこちらの方がいいです。
あとバターがすごくふわーっと」

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テーブルの上がお菓子だらけになったところで一旦休憩に。

休憩明けの解説では先手の入玉も視野に入ってきたと飯島七段。
竹部女流「豊島先生は入玉得意なんですかね」
飯島七段「まあ豊島七段は不得意な分野が少ないですからね。
序盤中盤終盤隙が無いと私の相方が言いましたけど、
うまく言い表せてるんじゃないですか。
でも僕の感じだと羽生棋聖の攻めが繋がってるんじゃないですか。
でも形勢判断は羽生棋聖の52:48とかそんな感じですけど」

どちらを持って指してみたいですか
先手:豊島七段20.0%、後手:羽生棋聖54.9%、何とも(ニャンとも)言えない25.1%。
飯島七段「増えてるなあ」
竹部女流「やっぱり攻めてるからですか」
飯島七段「攻めてるし飛車と銀2枚の2枚換えじゃないですか。
やっぱり2枚の方が得だと考えるんじゃないですか。
何かねえ攻め合いにならないんですよこれ。棒銀が残ってるのが心配です。
ちょっと2六の銀を使うタイミングが心配なんですよね」

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前傾姿勢の豊島七段。
飯島七段「豊島七段の強さって表情に出ないんですよ、不利になっても。
僕なんかすぐ出ちゃうんですよ頭かかえて」
竹部女流「何かはぁーってため息をついて」
飯島七段「良く見てますね竹部さん。
相手からもばれちゃうんですよねそういうことやってると」
竹部女流「トイレに行くとかもありますよね」
飯島七段「僕も結構勝ちになるとトイレに顔を洗いに行きます。
幻想じゃないだろうなって、勝手読みしてる可能性があるから冷たい水で」

豊島七段は▲7六金。
飯島七段「木村先生が得意そうな局面ですよね」
竹部女流「木村先生風にやれば見えるんじゃないですか?
成るでしょー?はい取る。全然寄りませんよ先手持ちですよ僕」
棋士は棋士の物まねが上手い。

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飯島七段「将棋の格言で4枚の攻めは切れないというのがあるんですけど、
この局面は常識外の局面なのかもしれないですね。
この一手目が私見えないんですよ」
攻め合いにはならないので羽生棋聖はゆっくり攻めればいい。
しかし入玉ならば攻め合いじゃないから2六の銀は残っていても関係ない、
攻めが切れてる可能性もあるなあとのこと。

そして▲同金の次の一手をアンケート行きますかということで選択肢を用意していたら、
豊島七段は▲同金と取らずに▲6六金と避けました。
飯島七段「仕方の無いところですよねこのレベルはね…」
※感想戦では▲6六金でも▲同金でもなく、▲8五金なら難しかったとのこと。

ということで次の一手アンケート
飯島七段「当たらないと大変だから言いまくりますかいろいろ」
竹部女流「9個までできるので9個あればいけますよ」
飯島七段「これで当たらなかったらどうしようかな」
竹部女流「ノニジュース一気飲みで」
△8五銀12.1%、△8一香17.4%、△6五香20.2%、△6四角7.4%、△7六銀21.1%、
△6五銀8.2%、△8三香2.7%、△8二香4.4%、△9七香6.4%。
飯島七段「△5五歩来たらどうしよう」
竹部女流「来たらノニジュースで」
羽生棋聖「△6四香!」
飯島七段「あれ!?△6四香言って無い!これは飲まないとだめですね。
これは愕然としたなあ僕も」

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運営の方も含めて3人で罰ゲーム。
飯島七段「口の中にまったく余韻が残るというか」
竹部女流「先生9択で当たらなかったらねえ」
飯島七段「えー何でだろ…。
これ感想戦で△6五香でも同じですとか言われたら噴きますよ」
といったところで一旦休憩に。
※感想戦では△6四香に▲6五歩と打つ変化が調べられ、
単に△6五香と打つよりも1歩取れていることが大きいとのこと。同じではなかった。

局面が進んでまた次の一手アンケート
飯島七段「流石にこれは当たりますよ。4つも言えば」
竹部女流「さすがに当たるでしょう」
と言いつつたくさん保険をかける飯島七段。
△5七銀成23.3%、△5七銀不成31.3%、△7五銀10.4%、△2四銀1.2%、
△8三桂1.7%、△9七香成0.9%、△9四桂1.5%、その他29.6%。
羽生棋聖「△5七銀成!」
飯島七段「当たった!ほらしかも1個目ですよ!」

盤上の解説に戻るとここ数手は羽生棋聖が得をしたとのこと。

飯島七段「豊島さんが飛車を打ったとして、羽生棋聖の手を。
それじゃ△1四歩か△6七香成か…」
竹部女流「2択?」
飯島七段「2択は勘弁してください」
飯島七段は後手持ちとのこと。

アンケートどちらを持って指してみたいですか。
先手:豊島七段14.0%、後手:羽生棋聖71.0%、何とも(ニャンとも)言えない15.0%。
竹部女流「すごいですね71%ですか」
飯島七段「うーん、そういう方多いんじゃないですか」

豊島七段が▲8一飛と打ったので急いで次の一手アンケート。
竹部女流「△1四歩でなかったらハブアタック飲んでくださいよ」
4択になかったらとなりましたが、
飯島七段「△2四銀入れとけばよかったとかあるかなあ。無いだろ…」
△1四歩37.7%、△6七香成15.2%、△9七香成2.4%、△4九角6.4%、その他38.2%。
竹部女流「△1四歩は飯島ファンですね」
飯島七段「棋士人生が一番かかってる…。
▲8一飛のタイミングで出しておけばよかった…そしたら当たってたのに…」

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飯島七段「確認してますよね何かをね。そういう雰囲気に感じます私は」
竹部女流「△4九角打ったらハブアタック飲んでくださいよ」
飯島七段「竹部さんそれはね…将棋っていろいろな手があるからね…。
僕は駒の損得を重視するので△1四歩を突いて銀を取りに行きたいですけど」

といったところで休憩に。
羽生棋聖「△1四歩!」盛り上がるコメント。

竹部女流「次の一手…」
飯島七段「いやーやっと、今日の仕事終わったって感じです」

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でもハブアタックは飲む。
飯島七段「手が見えてくる気がしてきました。全部当たるかもしれません。
外れて飲むよりは当たって飲んで嬉しさ2倍みたいな」
竹部女流「へー↓」
まずいのを期待していたのに外れてテンションが下がる竹部女流。

飯島七段「▲2三歩成で勝負するしかないと思います」
豊島七段「▲2三歩成」
飯島七段「あ、当たった。ハブアタック効果出てるんじゃないですか?」

豊島七段はと金をじっと▲6三とと寄って、
自玉の入玉ではなく羽生棋聖の王様に働きかける順を選びました。
しかし羽生棋聖が先手玉に迫り、入玉を目指さないと勝負にならないか、
といった展開に。
飯島七段「でもまあ将棋はいろいろな手がありますからね」
竹部女流「あれだけ当たりませんでしたからねえ(しみじみ」
しかしハブアタックを飲んだ飯島七段の解説通りの展開に。終局が近いか。
しかし△4九角からの手順を解説中に羽生棋聖は△2七歩。
飯島七段「ああそっちもあるかなと思ってたんですけど」
竹部女流「はい(笑」
ハブアタック効果5分くらいだったか。
豊島七段が▲同飛とすぐに取ったのを見て、これはすぐに終わると飯島七段。
ということで映像も対局室に。
▲同飛は粘るのではなく勝負に行った手なのでとのこと。
竹部女流「皆さん飯島先生を信じて」
飯島七段「え?僕もう信頼が篤いんじゃないですか?」
竹部女流「さっきの△2七歩くらいですよね外したの(笑」
飯島七段「いやーさっきの△6四香の局面は多分正解が一つしかないので、
当てられないのはきついんですけど、今は形勢が離れてるので、棋風ですよ棋風」
しかしハブアタック効果が切れたのかさらに外していく飯島七段。
竹部女流「棋風ですよね↑、棋風」楽しそう。
豊島七段は残り2分に。

飯島七段「これ今日罰ゲームありましたけど、今後も続く流れなんですか?
僕苦情来ても困るんですけど、次誰でしたっけ」
竹部女流「次鈴木大介先生なんですよねえ。多分結構当たらないんですよ」
飯島七段「そんなこと言っちゃっていいんですか!?」
流れ弾が鈴木八段にヒット。

といったところで豊島七段が投了し、羽生棋聖の勝ちになりました。

飯島七段
早囲いに序盤豊島七段がチャレンジしたんですけれど脇システムになって、
△4二角引いて端を狙った羽生棋聖の構想がよかったと思います。
印象に残るのは桂馬を捨てて十字飛車ですよね。
飛車銀交換で攻めが心細くなったんですけど、△6四香が名手でしたね。

ということで棋聖戦第3局は、
羽生棋聖が端から細い攻めを繋いで最後は圧勝という形になりました。
今日は竹部女流がいいところで暴走してくれてとても楽しかったです。
飯島七段に対局料を50としたら引き角君は?と聞いたところがなかなかよかったです。
答えは濁されましたが実は飯島七段は不動産の財テクが有名なので、
不動産が50オーバーになるんじゃないかと揶揄してみたり。
対局では飯島七段が△6四香が名手と感想を述べていましたが、
1手前の▲6六金に変えて▲8五金なら難しかったとのことで、
羽生棋聖が機敏に咎めた手ということになります。
プロ棋士はみんな勝負どころと思う局面が一致するんですねえ。
また、これで棋聖戦は後手が3連勝、名人戦は後手が4勝1敗と、
後手がだいぶ勝っているのも印象的です。
次は羽生棋聖が先手ですが、名人戦、棋聖戦と後手が押している展開なので、
先手でのまさかの振り飛車とかありますかね?

棋聖戦第4局は7月15日、ニコニコ生放送では9時から、
解説に鈴木大介八段、聞き手に長沢千和子女流四段で大盤解説会が放送されます。
羽生棋聖が防衛するのか、豊島七段が逆王手をかけるのか、
さらに羽生棋聖は7日、8日に広瀬八段との王位戦第1局もあります。
ニコニコ生放送では王位戦は放送されませんが、こちらも注目ですね。