第60期王座戦を振返る


渡辺明王座に羽生善治二冠が挑戦した2012年の第60期王座戦の、
ニコニコ生放送のまとめ動画です。
最初に質問メールで取り上げられていますが、
第1局に向かう渡辺王座はこんな言葉を残していました。

妻の小言。より「王座戦

「ニコ生でとよぴー(豊川七段)の親父ギャグが1日聞けるから」

そう言い残して旦那は王座戦に向かった。
1日将棋を指し続けるよりも、1日親父ギャグを言い続ける方が大変だろう。
明日はとよぴーを応援しよう。


この後渡辺王座は後手番で羽生二冠に競り勝ち、第1局を制しました。
この時の王座戦は第4局の羽生二冠の△6六銀が有名で、
解説の浦野真彦八段が「えー?何それ?」と叫んでいましたが、
第2局も羽生二冠だけ指す手がなくなってしまい、
△9二玉、△8二玉という往復を3回やって、4回目の△9二玉に渡辺王座が攻め込む、
という展開なのに羽生二冠が勝ってしまったり、
第3局も渡辺王座が序盤早々桂馬で銀の両取りに成功し、銀桂交換の駒得をしたのに、
何故か直後に羽生二冠が優勢を築いてそのまま押し切ってしまったり、
両者充実していてよくわからない手が飛び出して、見ごたえのある大熱戦でした。
個人的には渡辺王座と佐藤天彦七段の、
ネット将棋で知り合って顔は見たこと無かったけどチャットでいろんな話をした、
という馴れ初め話が面白かったです。
当時佐藤七段は福岡在住で渡辺王座が東京在住、
佐藤七段の師匠の中田功七段も東京ということで、
ネット将棋とチャットを通じて稽古してもらってたというのは、
なかなか新時代の師弟関係ですね。
佐藤七段は2001年に初段、2002年に三段なので、21世紀の新しい形かもしれません。

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