深浦九段 恋愛を語る


深浦康市九段の根性の秘訣は?という質問ですが、
深浦九段は順位戦を9勝1敗ながら頭ハネで昇級できなかったことが2度あり、
2度もあるのは深浦九段だけの記録だそうです。
また、A級順位戦で4勝したにもかかわらずB級1組に降級したことが2度あり、
これも2度もあるのは深浦九段だけの記録です。
深浦九段は初タイトルが35歳と遅咲きの棋士のように見えますが、
実は1991年に19歳でプロデビューした後の1993年(年度では1992年)に、
全日本プロ将棋トーナメントで故米長永世棋聖を破り優勝しています。
1993年度には早指し新鋭戦で優勝し、
早指し将棋選手権への出場権を得てこちらも羽生三冠を破り優勝と、
デビュー当時から勝ちまくっていました。

鈴木輝彦著「神の領域に挑む者 ~棋士それぞれの地平~」より

鈴木
10年近く指して7割を超える勝率は3人しかいないと聞いたけど。

深浦
C2が6年でイヤになりました(笑)。3期目が9勝1敗でした。

鈴木
6年もいたの。全日プロ優勝と日経の挑決、王位戦の挑戦者は覚えてる。

深浦
全日の準優勝と早指し戦のダブル優勝もあります(笑)。
最後は8勝2敗でC1に上がりました。

鈴木
運がないのかな(笑)。日経の決勝の後、しおれてたんで新宿のゲイバーで飲んだね。
少し早いかと思ったけど、こんな所は。

深浦
24歳の時です。いい気分転換になりました(笑)。

<中略>

鈴木
僕は羽生さんが前竜王の無冠から棋王になる頃、レズバーに連れてったこともある(笑)。
彼はすごく笑ってたな。あれで七冠を取ったのかもしれない(笑)。


羽生さんはレズバーで深浦さんはゲイバーなのか…。
深浦さんは動画の中で、タイトル戦の時は対戦相手が今何してるんだろう、
ご飯食べてるのかなとかまで考えると言っていますので、
羽生さんがレズバーで深浦さんがゲイバーなのは、
なんとなく鈴木輝彦八段の妙手なのかもしれないと思ってしまいました。

昨日の順位戦で、深浦九段は羽生三冠に勝利し、5勝3敗としてA級残留を決めました。
全勝だった羽生さんに土をつけたのですから大きい勝ち星です。
ただし2敗で追っていた渡辺二冠が三浦九段に敗れたため、
今年の名人戦への挑戦者は羽生三冠に決定しました。
渡辺二冠と三浦九段は現在棋王戦を争っている真っ最中です。
合理的な渡辺二冠は対戦相手が今何してるんだろうなんて考えるわけないじゃん、
と笑って答えそうですが、三浦九段はどうですかね?
将棋しか考えなさそうなイメージではありますけど。

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