【日産xトヨタ】森内竜王をはめようと思ったが、保身で考え直した先崎学


【先崎無双part2】森内竜王名人に意地悪な質問を仕掛ける先崎学


1月29日に行われた第63期王将戦第3局の初日、
ドワンゴの川上量生会長と森内俊之竜王名人が夜に対談すると言うことで、
解説の先崎八段と聞き手の安食女流が質問を考えることになった時の動画です。
先崎八段は故米長邦雄永世棋聖の内弟子をしていて流石に鍛えられているというか、
ひたすら爆弾を投下していきます。
棋士になった後も米長九段が王将をとったときの打ち上げで、
30人ほどを前に米長王将と裸踊りを敢行したとか、
師匠の手をテレビ解説で「馬鹿な手」と言い坊主にされたとか、
尊敬する森けい二九段との対局で坊主で挑んだら、
森九段に先崎八段がまた何かやらかしたんだろうと思われたとか、
優等生タイプが多い羽生世代の中では珍しいタイプの棋士です。
爆弾を投下した後にやっぱり穏便にと踏みとどまる辺りが、
大人になったということなのかもしれません。

米長邦雄著「将棋の天才たち」より

式典からしばらくして、この連載の取材のため、私の自宅に来てもらった。
先崎はその前日、永瀬拓也、加藤桃子のダブル祝いを寿司屋でやったということだった。
永瀬は新人王と加古川清流戦を制し、加藤桃子は女流王座を防衛したのだ。
おや、と思ったのは、しばらく見ぬ間に先崎は人間が丸くなって、
後輩たちの面倒をよく見ている風なのだ。
いくつか研究会も開いていて、
自分のためにもなるからと、まじめに後輩の指導をしている。
そのひとりが加藤桃子だ。


先崎八段はエッセイをよく書いていましたが、
エッセイで将棋ファンになりましたというメールにデレデレだったのも面白かったです。

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