【将棋】インタビューで例のアレをぶっこんでくる西川和宏四段


西川和宏四段と西川慶二七段は親子であると同時に、
将棋の師匠と弟子の間柄でもあります。
親子の棋士というと、木村義雄十四世名人と木村義徳九段、
板谷四郎九段と板谷進九段、藤森奈津子女流四段と藤森哲也四段、
伊藤果七段と伊藤明日香女流初段がいますが、
西川和宏四段、板谷進九段、伊藤明日香女流初段は父親が師匠も兼ねています。
父親の西川慶二七段は居飛車党の正統派な棋風なのですが、
息子の西川和宏四段は振り飛車党で、
隙を作るように、迷うような指し方をしたいと述べています。
教えすぎると自身の劣化コピーになってしまう恐れがありますが、
まるで違う棋風に育ったのですから、西川慶二七段がうまくやったのでしょう。

米長邦雄著「将棋の天才たち」より

西川慶二七段49歳と西川和宏四段24歳は親子である。
過去にも親子棋士はいたが、江戸時代を別とすれば、両方とも現役というのは史上初だ。
二人とも人に好かれる人柄で、父親は現在理事である。
<中略>
和宏は22歳で四段になった。
新四段は年4人誕生し、総会の日は200名近い先輩達の前で紹介され、
本人が短い挨拶をする。
たいていは「もっと強くなりたい」とか言うものだが、
和宏は「酒が好きです」と明言して皆をドッと沸かせた。


父親の酒好きは有名ですから、やっぱりねと思う先輩棋士も多かったのでしょう。
将棋は予告通り居飛車と振り飛車の対抗形から、
豊島七段が急戦を仕掛け、ねじり合いの接戦になりました。

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