当日は予定があって見れなかったのですが、
ニコニコ動画のタイムシフト視聴ができる方には、
ぜひとも見てほしいイベントになりました。
前評判の高かった?三浦GPSペアと船江ツツカナペアは三浦GPSペアが勝ち、
反対の山からは阿部習甦ペア、塚田Puellaαペアを破った、
前評判の低かった?佐藤ponanzaペアが勝ち上がりました。

1回戦の阿部習甦ペア対佐藤ponanzaペアは、
序盤に佐藤四段とponanzaで意見が分かれ、阿部習甦ペアがリードしました。
機械とであっても喧嘩をするとチームワークが乱れるんですかね?
ただし習甦が特殊すぎるソフトだったのが阿部四段にとっては不幸でした。
電王戦のすべてという本の中で阿部四段は、
習甦は受けが強く、
こちらから攻める展開だと攻めを切らされて負けることが多かった、
逆に習甦から攻めさせる展開だと勝ちやすかったと述べています。
1回戦は習甦が攻める展開になってしまい、
佐藤ponanzaペアが攻めを切らせて入玉し、勝利しました。

2回戦の船江ツツカナペア対三浦GPSペアは横歩取りの展開になりました。
両者横歩は得意ですし、コンピュータも横歩が強いということもあって、
コンピュータの読みを参照している棋士ですらよくわからない、
という将棋になりました。
途中でGPSが、王手に対して桂馬を合駒にして受けるという手を指し、
それが勝着になりましたが、
局後の感想戦では両棋士ともこの手を半信半疑に思っていました。
特に合駒された船江五段は、
桂馬で(王様を)囲ってくる人がいるとは思いませんでした、
こんな手考える人頭がおかしいとまで言ってましたが、
そこで阿部四段が解説で桂合を解説してたとネタばれされてしまい、
阿部四段に謝ることしきりでした。
三浦九段も桂合についてそんなこと考えるわけないでしょうと言っていましたが、
GPSがコンピュータもスペシャルな手、
常識外の最善手を見つけることができると証明してくれました。

3回戦は塚田九段とPuellaαが喧嘩して、
1回戦で操り方を経験した佐藤ponanza組に完敗。
佐藤四段はponanzaの示す候補手を採用したりしなかったり、
1回戦の喧嘩しつつも勝ったという経験が出たと思います。

決勝戦は三浦GPSペアが優勢に進めるもここで本日のハイライト。
佐藤四段が三浦九段、GPS、ponanza三者とも読まなかった勝負手を繰り出し、
三浦GPSペア楽勝ムードが一転、混戦模様になりました。
その後も佐藤四段が時にはponanzaの選んだ手、時には佐藤四段の手を指し、
混戦模様になってからは佐藤ponanzaペアがどんどん差を広げて圧勝しました。
喧嘩して劣勢になった1回戦、喧嘩している相手を尻目に圧勝した2回戦、
コンピュータの操り方を学んだ経験が生きた決勝戦になりました。
特に決勝戦の将棋は、佐藤四段がブログで解説したい手があると言っています。
佐藤四段のブログより電王戦タッグマッチ
こちらの更新がとても楽しみです。
将棋連盟公式ページの電王戦タッグマッチの記事はこちら

ブログランキング・にほんブログ村へブログランキングならblogram

第2回電王戦のすべて