【将棋】プロ棋士渡辺明竜王インタビュー 2_2


ざっくばらんに何でも話す渡辺節炸裂といった動画です。
司会の加藤浩次さんも、口調は好みが分かれるところもあるでしょうが、
渡辺竜王の魅力を引き出せていると思います。

渡辺竜王は父より明らかに強くなったのは中1くらいと言っていますが、
小学4年生の時に小学生名人になりましたから、お父さんも相当強いのでしょう。
プロ棋士になる人は将棋を覚えてすぐ強くなります。
例えば森けい二九段は16歳の高校生の時に将棋を覚えるという晩学でしたが、
半年でアマチュア三段の実力になり、タイトル2期、名人挑戦まで行きました。
電王戦の第1局に出た阿部光瑠四段は、
将棋を覚えて2年で地元青森に敵がいなくなったと、師匠の中村修九段が述べています。
その後インターネットで将棋を指して強くなった現代的な棋士ですが、
インターネットの将棋は早指しが基本なので、
持ち時間6時間の順位戦は阿部四段は苦戦していますね。

七冠目標にしましょうといわれて渡辺竜王は渋っていましたが、
多分それを目標にしても、
明日からの生活で何か変わるということが無いということでしょう。
普段遊んでいる人が数学のテストで100点とるぞーとかですと、
明日から勉強することになりますが、
普段将棋の勉強をしている人ですと、
七冠を目標としても明日からの生活が変わるわけでもありません。
また、実力が拮抗している状態で七冠となると運もありますから、
努力以外の自分ではどうしようもない何かがいると、
渡辺竜王は考えているのではないでしょうか。

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