第2回将棋電王戦 第5局 三浦弘行八段 vs GPS将棋 PV

※曲はMuse/InvincibleGustav Holst/Jupiter, the Bringer of Jollity

いよいよ電王戦も大将戦、
今期の順位戦A級リーグで7勝2敗の2位となった三浦弘行八段の登場です。
三浦八段といえば羽生七冠から棋聖位のタイトルをもぎとった棋士としても有名ですね。
ニコニコ動画では「みうみう」というあだ名で有名ですか。

将棋世界2013年4月号よりGPS将棋開発チームのコメント

コンピュータプログラムとプロ棋士の対局を1局でも多く残すことが未来への財産になる
と考えているので、
5対5の対局が実施されることは意義深いことと感じました。
プロ棋士と対局する貴重な機会を得られて光栄です。
<中略>
東京大学駒場キャンパスにある計算機を用いてリモート参加します。
メインは、東京大学情報基盤センターの教育用計算機システムの学生用端末
(iMac:Intel Corei5 2.5GHz 4core, 4GB)667台(予定)。
ほかに数台のサーバやデスクトップPCも加える予定です。
<中略>
数百台の計算機を繋いだ大規模クラスタで将棋プログラムを動かすことが最大の特徴。
これによって、広く深く読むことができるので、
数手で崩れるような悪手を避けられると期待されます。
1秒間の探索局面数は今回の構成では2億局面を超える予定で、
この数値は1997年に世界チャンピオンを破ったチェスコンピュータ「Deep Blue」にも並びます。
プログラム内部では、利きや挟撃などの将棋の考え方を広く取り入れた形勢判断と、
高速に詰みを見つける専用の探索を持つことが強みです。
<中略>
簡単に勝てるとは思いませんが、
勝敗とは別に鑑賞に堪える棋譜を残せたらよいと思っています。
<中略>
研究者・開発者を代表して出場するつもりでしっかり準備して、悔いの無い結果を残したい。


改めて見ると本気出しすぎ感が漂ってきます。

西尾明六段のTwitterより

昨年、世界コンピュータ将棋選手権の解説をして思ったのは、
1番筋の良い将棋を指すのがツツカナ。底が知れないものを感じたのはGPS将棋。
決勝リーグに残ったソフトはどれも強いが。

なるほどPVでも底が知れない感じがよくでてますね。

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