第2回将棋電王戦 第2局佐藤慎一四段 vs ponanza PV


佐藤慎一四段は奨励会の3段リーグに15期もいた苦労人です。
負け越せば年齢制限で奨励会を退会することになる26歳のときに、
15勝3敗の好成績でプロ入りを決めました。
それまでの14期で勝ち越しが3回しかなかったので、追い込まれてから底力を発揮しました。
将棋も序盤で先行逃げ切り型ではなく、終盤の追い込み型です。

コンピュータは終盤が強いと言われていて、
特に王様が詰む詰まないといった計算の世界では人間よりも遥かに上です。
そのため、序中盤の感覚の世界でリードできるタイプの棋士はコンピュータと相性がいいとされ、
逆に終盤タイプの棋士は相性が悪いとされています。
そういった意味で佐藤四段はコンピュータと相性が悪いと言われています。

将棋世界2013年4月号より

コンピュータと練習将棋を指して感じることは、局面局面の最善手を常に追求していること。
深い読みと決して衰えない集中力、その中から一手だけ選ぶ決断力。
それは人間にも劣らないことだし、その姿は素直にリスペクトしています。
人間側がまさっている直感力、良し悪しの感覚や嗅覚、勝負の世界で肌で感じたものなど、
いままで自分が培ってきたものを出してよい将棋を指したい。

がんばれ!佐藤四段!

佐藤四段の初戦を終えての感想はこちら



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